カザフスタンで軍施設襲撃事件が発生
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「カザフスタンで軍施設襲撃事件が発生」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、森羅万象、そして宇宙までをも律する復元力の原則です。
─すなわち、一方向で物事が進むことはあり得ないのです。
なぜならば作用には反作用が伴うからです。
─したがって盤石なものに見えても、逆向きに転ずることをあらかじめ押さ
えておくべきです。さもないと完全に振り落されます。
─逆に言うならば、そうならないための方策も必要なのです
それがすなわち「中庸」を求め続けることです。
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カザフスタンで軍襲撃事件が発生しました。
「新興宗教によるもの」とされています。
カザフスタンは旧ソ連崩壊後、巧みなかじ取りをしてきました。
ある時はアメリカ、そしてある時はロシアにすり寄って来たのです。
そして今、いわゆる「一帯一路」政策を展開する中国に接近しています。
またロシアとの関税同盟を締結したばかりです。
そんな時にいきなり内紛が生じているのです。
このことはカザフスタンが抱える暗部を照らし出しています。
なぜ不満分子が現れるのか。
何が不満なのか。
その背後に誰が何の意図をもって潜んでいるのか。
・・・つぶさに確認すべきです。
「確かなものはもはや一つもない、この世には」
そう覚悟を決めるべきです。
そのことを、中央アジアからの新しい風が教えてくれています。