イスラエルがエジプトへの天然ガス売却を許可
2016/09/27
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「イスラエルがエジプトへの天然ガス売却を許可」です。
⇒その理由は……:
─かつてマルクス経済学はこう語りました。
「資本主義は必ず矛盾を生じさせ、これを解決する場が必要になる」
─帝国主義とはその”矛盾“を解決するため、海外に目的地を求める動きと
定義されました。戦争もそれに伴って行われるものと理解されたのです。
─言葉遣いはどうであれ、現在も本質は何も変わりません。
エマージング・マーケットと聞こえが良くなったか否か、それだけです。
─それに限らず、最終的にリセットされないと始まらないわけです。
「下げは上げのため」だからです。
─したがって世界にはところどころにそうした場所があります。
米欧の統治エリートたちが作り出して来た「リセットの場」なのです。
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イスラエルがエジプトに天然ガスの売却を許可したと報じられています。
エジプトはここに来てロシア寄りだったこともこの許可の大きな理由です。
なぜならばイスラエル、すなわちアシュケナージこそが問題の根源だからです。
もっと言うならば資本主義の矛盾を解決する「生贄」がそれだったからです。
しかしいつまでも生贄の座に甘んじている彼らではありません。
そこから脱すべく巧みに動き廻っています。
米欧の統治エリートたちはこれを逃すまいと包囲し続けます。
ところが必ずイスラエル=アシュケナージは逃げ道を見つけるのです。
その手助けをすることによって利益を上げる国々がいるからです。
今回のケースではエジプトであることは間違いありません。
そうであるにもかかわらず、更にこれを追い込めようとどこまでするのか。
米欧の統治エリートたちの知恵が試されています。
「矛盾」は何時、どこで解決されるのか。
極限まで達している今だからこそ、目が離せません。