イランが拘束した米海軍兵10名を釈放
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「イランが拘束した米海軍兵10名を釈放」です。
⇒その理由は……:
─私たちがもっとも忌み嫌うこと。
それは「辱めを受けること」です。
─なぜならばそれは誰かの意図でしか生じないからです。
そして私たちは皆、比較されることを心から嫌っています。
─それを真正面からされるのがこれ、なのです。
辱めは、他者の意図、そして他者との比較から成り立つのです。
─そうであるにもかかわらずなぜ、他者を辱めるのか。
当然、そこには大きな意図があります。
─それによって生じるのは反発なのか、さらにその次の大団円なのか。
そこを見極める必要があります。
─なぜならば、「辱め」の後に「褒め」があれば、大きく跳ねるからです。
私たちは悲しいかな、非常に単純な存在、なのです。
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イランが拘束した米海軍兵10名を釈放しました。
しかしその際に「辱められている」米兵の姿も映し出しました。
それを見て、どう米国人たちは想ったでしょうか。
誇り高き彼らはどう感じたでしょうか。
「強い米国を!」
そんな呼び声が聞こえてきます。
それによって何が今後、伸びることになるのか。
「下げ」られるものは何なのか。
巨象であっても、梃子一つで動かすことが出来るわけです。
それを忘れてはならないでしょう。
目の前の現実がそのことを教えてくれます。
次は・・・辱めを受けた米国が動く番です。
どうなるのか?