『核開発疑惑は過去のものになった』とイラン外相が語る
2016/09/27
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「『核開発疑惑は過去のものになった』とイラン外相が語る」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、森羅万象、そして宇宙までをも貫く復元力の原則です。
─米欧の統治エリートはこの原則を己のものとしています。
つまり動かぬ現実を動かすために巧みに用いているのです。
─そのためにすること。
それはまずもって「下げる」ことです。
─難癖をつけて各国を貶めるのはそのせいです。
その結果、まずは徹底した破壊を行います。
─すると不思議なもので「再生」に向けて芽吹いてくるのです。
しかも従前よりも遥かに力強く、です。
─そして「上げ」のフェーズがやってきます。
このことの繰り返し、なのです。
─世界史の本質は結局ここにあります。
中庸の視点から見るならば自ずから明らかなのです。
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イランが自国の「核疑惑」は晴れたと言い始めています。
実に35年近くにわたる「破壊フェーズ」が終わったというわけです。
普通ならばこれにて大団円、のはずです。
本当でしょうか。
なぜならば「時間軸」の議論はまた別だからです。
急激に転換するというのであれば話は変わってきます。
すなわちこの瞬間の「上げ」は「下げ」をすぐに伴い得るのです。
その結果、次のフェーズへと再び突入して行きます。
この時、初めて私たちは気付くのです。
「時間軸がずれた」と。
クロノスと言う意味での時間軸は極限を求め始めています。
その中で全てが加速し始めているのです。
「イランはエマージング・マーケットの筆頭」
そう語られ始めたらば要注意です。
なぜならば・・・「崩落」が加速度的に到来するからです。
間違い、ありません。