我が国におけるインボイス導入で100万の事業者が課税対象に
2016/09/27
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「我が国におけるインボイス導入で100万の事業者が課税対象に」です。
⇒その理由は……:
─これから待っている世界。
それは「付加価値を生んでいる者のみが生き残る世界」です。
─これまでの状況を魚釣りに例えてみます。
これまでは端的に言えばエサも、釣り竿も「国家」が準備してくれました。
─そして私たちはいざ釣れなかった時、こう叫んできたのです。
「魚が釣れないのは政府のせいだ」
─実際、国家=政府は救済してくれました。
だからこそ“ごね得”などという言葉があったのです。
─言ってみればそれは魚釣りではなかったのです。
生け簀の釣りですらなかったというべきでしょう。
─しかしこれからは違います。
エサの入手、仕掛けのつくり方、漁場の選定まですべてやるのです。
─そうしなければ生きていけないからです。
国家=政府はもはや助けてはくれず、むしろ毟り取りに来るのです。
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我が国においてインボイス導入の効果が議論されています。
その結果、100万以上もの事業者が課税対象になると報じられています。
従来、100万以上もの事業者が課税対象ではなかったのが驚きです。
これは正に国家=政府による「恩寵」の賜物でした。
これからは全く違うのです。
国家にアメはなく、ムチしかありません。
きっちりと付加価値創造しなければ税で全て取られるのです。
その状況は世界中どこへ行っても同じなのです。
何をしても、どこに行っても同じです。
だからこそ「今ここで」やり始めるしかないのです。
アントレプレナーシップ(起業精神)の有無が決め手です。
それがなければ生きては行けないからです。