インドネシアがデフレーションに突入
2016/09/27
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「インドネシアがデフレーションに突入」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、森羅万象、そして宇宙までをも律する復元力の原則です。
─すなわち永続的に「上げる」、あるいは「下げる」ことはないのです。
そのことをまずは踏まえておく必要があります。
─ところがエントロピー増大の法則があるため、私たちはどうしても一つの
方向性に固執してしまうのです。ここが全ての問題の根源です。
─繰り返し言います。
「上げは下げのため、下げは上げのため」なのです。
─これ以上でもこれ以下でもありません。
地域情勢を見る際のイロハのイでもあります。
───────────────────────────────────
[ad#rekubig]
───────────────────────────────────
インドネシアがデフレーションに突入すると報じられています。
同国の中央銀行がそうした分析を述べ始めました。
東南アジアはこれまでインフレが続いてきました。
だからこそ我が国の企業はこぞって進出してきたのです。
目先、大変な繁栄を享受しているかのように見えます。
しかしそれが「未来永劫」ではないことを認識すべきなのです。
いや、それ以上に踏まえるべきことがあります。
それはもうすぐそこから大きな反転が始まるということなのです。
そのことに備えているかどうかがカギです。
インドネシアからの警告に耳を傾けるべきです。
「上げ」は「下げ」のためであった。
ということは「上げられること」自身が罠であるのかもしれないという認識。
このことを絶対に忘れずにいるべきです。
全ては・・・生き残りのため、です。