稲田朋美衆議院議員が訪米
2016/09/27
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「稲田朋美衆議院議員が訪米」です。
⇒その理由は……:
─「日米同盟」の本質。
それはとある約束事、です。
─そのことについて表立って書いたものはありません。
なぜならば「国家の最高機密」だからです。
─しかしその片鱗はうかがえます。
福田康夫総理大臣(当時)の辞任会見におけるやりとりです。
─記者団に対して同総理大臣(当時)はこう答えました。
「皆さんと私は違いますから」
─何と傲慢な発言、と当時はとらえられ、批判されました。
ところが実際、「彼」と「我々」は全く異なるのです。
─なぜならば内閣総理大臣だけが担う職責があるからです。
我が国の本当の「権力の中心」と米国の中心とに宣誓をするのです。
───────────────────────────────────
[ad#rekubig]
───────────────────────────────────
稲田朋美衆議院議員が訪米をしています。
ワシントンD.C.において共和党系シンクタンクの講演会に出るためです。
「ポスト安倍」に向けての動きではないかと囁かれています。
事実、こうした動きを受けて「次の総理」が決まってきた感もあります。
もっとも本当に今回もそうなるのか、は甚だ疑問です。
なぜならば「今回は違う(This time is different.)」だからです。
「日米同盟」の本質そのものが変容するのであれば全てが変わるのです。
これまでの「王の選任プロセス」も変更を余儀なくされるはずです。
大事なことは「その次のシステム」をとらえることです。
それ以上でも、それ以下でもありません。
「いつものやり方」をなぞることで権力を掌握しようとする向き。
そうした向きには・・・未来は無い。
そう、老婆心ながら想う次第です。