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原田武夫のマーケット国内外情勢

福島県・相馬港に天然ガス火力発電所を2032年までに建設

~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~

⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「福島県・相馬港に天然ガス火力発電所を2032年までに建設」です。

⇒その理由は……:

 ─「利権」という言葉があります。
  経済的な利益を特定の人的集団だけが得る仕組みのことです。

 ─「利権」は私たちの脳内構造に合ったものです。
  なぜならば「思考の枠組み」があって初めて安心感を得るからです。

 ─安心感は手放せません。
  だからこそ「利権 」も打ち壊されることはないのです。

 ─しかしたった一つだけ例外があります。
  それは人智を越える世界からの破壊です。

 -すなわち自然(じねん)は時として淘汰を始めるのです。
  その瞬間「利権」は一斉に破壊されてしまいます。

 ─それにしがみついていた人間たちも皆同じです。
  共に歴史の濁流で流されてしまいます。

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我が国の福島県・相馬港に天然ガス火力発電所が計画されています。

その旨の報道が大々的になされました。

フクシマが抱える本来の問題。

それは「福島第1原発」であったはずです。

ところがその廃炉のための技術革新を経ずして、旧来型に戻りました。

「福島をエネルギー基地にする」というラインだけが先行してい ます。

「原発利権」の”次“を巡る動きが見え隠れします。

それを受け入れさせる方にも、また受け入れる方にも同じ思考がある。

新たな「利権」創出が始まっているのです。

何故に、本当の問題、に手を付けることなく、愚行を繰り返すのか。

「意味」が分からぬ力が我が国を覆っています。

それを払しょくさせるリーダーシップは存在していないのです。

このまま我が国は本当に沈没するのか。

・・・正念場、が訪れています。

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