英国が中国とEUとの間における自由貿易協定(FTA)締結を促す
2016/09/27
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「英国が中国とEUとの間における自由貿易協定(FTA)締結を促す」です。
⇒その理由は……:
─「歴史は二度繰り返す」としばしば言います。
これは“べき乗”の法則によって世界が律されていることによります。
─要するに全てはフラクタルなわけです。
時間も、そして空間も、です。
─そのことを踏まえると多くのことが分かってきます。
「これまで」だけではなく「これから」についても、です。
─なぜならば「これから」は「これまで」のフラクタルだからです。
我が国の言葉で言うならば相似象です。
─これこそが正に極意です。
まずはこのことを踏まえて現実のダイナミズムを見る必要があります。
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英国が中国とEUとの間における自由貿易協定(FTA)締結を促しています。
「大成功」と言われている英中首脳会談の延長線上において、です。
こうした流れを牽制したいと考えているのが米国であるはずです。
なぜならば米国と英国は長年にわたり、中国を奪い合って来たからです。
その様子は1930年代の状況を彷彿させるものです。
あの頃も、中国利権を巡って実は米英が激しくせめぎ合っていました。
その間隙をぬって独り占めを図ったのが我が国なのです。
だからこそ、米英双方に我が国は挟撃されることになりました。
「歴史は二度繰り返す」のです。
なぜならば“べき乗”の法則があるからです。
そのことをもっとも表しているのが、今の米英と中国なのです。