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原田武夫のマーケット国内外情勢

イギリスによるEU離脱に関する国民投票まで残り10日

2016/09/26

~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~

⇒“今日の焦点”はズバリ:

 「イギリスによるEU離脱に関する国民投票まで残り10日」です。

⇒その理由は……:

 ─破壊と創造。
これが資本主義の基本です。

─なぜ創造したものを破壊するのか。
その理由は「復元力の原則」にあります。

─常に存立していると全てのものは固化してしまうのです。
ところがマネーは流体である。

─固化されると困るのです。
マネーが流れなくなってしまう。

─結局、米欧の統治エリートがやっていることはこのことだけなのです。
固化しないように徹底して揺さぶる。

─時に驚愕の出来事であっても世界統治の本質はそこにある。
それを知って初めて、全てを理解することが出来ます。

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いよいよ残り10日で、イギリスでEUからの離脱の可否を巡る国民投票が

実施されます。議論は当然、ヒート・アップしています。

しかしながら実に不思議なのです。

「何故にこれほどまでに騒ぐべきなのか」という点についての議論がない。

こうした議論そのものを当然視しているところに罠があります。

なぜならば枠組みの設定がそこで行われているからです。

懸命なる者たちはそこで気付くはずなのです。

「そもそも枠組みを転換する“原因”があるのだな」と。

結果ではなく原因。

それをつかみとることが出来るか否か、です。

それではなぜイギリスはこうまでしても自己犠牲を出したいのか。

その原因はどこにあるのか。


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