今上陛下の生前御退位について『特例法による処理』となる公算
これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「今上陛下の生前御退位について『特例法による処理』となる公算」です。
⇒その理由は……:
─国家を統べっているのは二つの勢力です。
「国体」勢力と「政体」勢力です。
─普段は選挙で選ばれる「政体」勢力だけを目にします。
「国体」勢力は象徴に過ぎません。
─もっといえば後者は無力にも見えるのです。
そのため、えてして軽視されます。
─ところが実際には違うのです。
「国体」勢力こそ、国家における本質です。
─「政体」勢力はそのことを知っています。
だからこそ「国体」勢力の伸長を阻止します。
─ここに世界史が動かされる本当の理由があるのです。
「国体」と「政体」との間における”暗闘“です。
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我が国において今上陛下が述べられた「生前御退位」の御意向。
これについて、有識者会議が議論しています。
その結果、「特例法」での対応とするとの方向性が出てきました。
つまり「今回は特例」というわけです。
その一方で今上陛下ご自身の御意思は違うとの見方もあります。
むしろ「恒久法」を望まれているとの見解もあるのです。
「政体」が「国体」を阻んでいることになります。
重大事であるのと同時に、その理由を問わなければなりません。
「国体」の主が自由に入れ替わる時、そこに意思が見えるのです。
「政体」とは異なる意思です。
その「意思」に国民が追随することになるのであれば、事です。
なぜならば「政体」はそこに介入の余地がないからです。
したがってその「意思」を徹底して消去してかかります。
それが正に今起きていることなのです。
「国体」と「政体」との間の永遠の闘争。
その向こう側に一体どの様な我が国が広がっているのか。
・・・いよいよ、です。
神権政治の時代、が見えてきました。