ドゥテルテ比大統領が中国製兵器購入を表明
これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「ドゥテルテ比大統領が中国製兵器購入を表明」です。
⇒その理由は……:
─現象と潜象という言葉があります。
現象とは目に見えている出来事です。
─しかしそれだけではないのです。
「その次に起きること」がその裏側には既に見えています。
─これが潜象です。
そして潜象が見えるのか否かがカギを握るのです。
─目の前に見えていることだけに惑わされてはなりません。
必ず「その次」があるからです。
─本当のリーダーたちはこれを見ながら動いています。
「その次」に起きることこそが、真実なのです。
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ドゥテルテ比大統領がまた動きました。
「中国製の兵器を購入する」というのです。
兵器は購入し始めると止められなくなります。
なぜならば一つのシステムを全体として構成しているからです。
そうである以上、フィリピンは中国製の兵器で埋め尽くされることになります。
米国や西側諸国からすれば耐えがたきことの様にも思えます。
しかし、本当にそうなのでしょうか。
何故に同大統領はかくも「愚かな道」を辿っているのでしょうか。
そう考える時、はじめて見えてくることがあります。
目の前に見えている出来事の「潜象」です。
あたかも中国と連衡しようとしているかのように見えるフィリピン。
その背後にあってこれを指導しているのが米国であるならばどうか・・・。
実に複雑怪奇な実像が浮かび上がります。
まだそれが目に見えていないだけ、なのです。