トランプ米大統領候補の演説会に暴徒が乱入
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「トランプ米大統領候補の演説会に暴徒が乱入」です。
⇒その理由は……:
─民主主義の本質。
それは「ガス抜き」です。
─統べることとは「整えること」です。
その根源は「切り棄てることで全体を温存すること」にあります。
─そうである以上、必ず偏在の問題が生じるのです。
切り落とされる側は強烈に反発します。
─そのため、民主主義というマシーンが用いられるのです。
「説得」ではなく「納得」へと導くためです。
─しかしゲームとは、ルールを決めた者たちが常に勝つようになっています。
そうである以上、民主主義の勝敗を越えた存在が常に必要なのです。
─殴り合いをさせるだけさせて、結果的に最後の勝利は頂く。
そうすることで最初から変わらぬ本当の構造が守られるのです。
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アメリカ大統領選挙がまた新たに厳しい局面を向けています。
「大人気」のトランプ候補(共和党)の演説会に暴徒が乱入していたのです。
いわゆるスーパー・チューズ・デーを控えての展開です。
トランプ候補にとっては大打撃であることは確かです。
過激化が進めば進むほど、穏健派には優位になります。
「政治に安定を求めるべき」という声が高まるからです。
その結果、誰に票が流れることになるはずです。
それではそこで勝利するのは一体誰なのか。
その背後にある「構造」を見据えながら考えたいと思います。
いよいよ・・・見えて来るタイミングなのです。