中国・北京におけるPM2.5が我が国における基準値の18倍に到達
2016/09/27
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「中国・北京におけるPM2.5が我が国における基準値の18倍に到達」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、そして森羅万象から宇宙まで全てを律する復元力の原則です。
─一旦生じた現象がそのままであることは絶対にないのです。
生じた向きとは正反対の方向へと着実に動き始めます。
─したがって目の前に見える「現象」だけを念頭に置くべきではないのです。
むしろその向こう側に見える「潜象」にこそ目を向けるべきです。
─そしてその「潜象」が「現象」へと変わる瞬間。
世界史が変わり、全てが変わります。
─そうした瞬間こそ、あらかじめとらえておくべきものなのです。
問題は“その瞬間”までに備え、動いておくことです。
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中国・北京における大気汚染が深刻度を増しています。
PM2.5が我が国における基準値の18倍に達したといいます。
要するにもう「人が住める場所ではない」というわけです。
それでも暮らさざるを得ない人々は着実に死へと向かっていきます。
しかし大事なことはこうした「現象」ではないのです。
むしろその向こう側に見え始めた「潜象」です。
すなわち激しい大気汚染が完全にクリアーになった状況です。
そのことは我が国のかつての「公害」を思い起こせば分かります。
そしてそのあとで我が国は平成バブルを体験したのでした。
全てがフラクタル構造である中、果たして中国についてはどうなのか、です。
いよいよ「動き」が見え始めています。
極に辿りついたものは、それだけ早く、真逆の極へと辿りつくはずです。