ブラッセル・テロ『帽子の男』:イスラエル人乗客が標的と語る
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「ブラッセル・テロ『帽子の男』:イスラエル人乗客が標的と語る」です。
⇒その理由は……:
─Plausible deniabilityという言葉があります。
インテリジェンス機関の世界で使われる言葉です。
─「そうやってとも言えるし、やらなかったとも言える」
そういう状況を創り出すことを意味します。
─インテリジェンス機関による非公然活動(covert action)。
不都合な状況を変え、都合の良い状況を創り出す作戦行動です。
─その際に必須なのがこのplausible deniabilityなのです。
したがって非公然活動をトレースすることは不可能です。
─しかし一つだけ言えることがあるのです。
「世の中には偶然は存在しない」、すなわち全ては因果関係があることです。
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ブラッセル空港でのテロ犯の中でも「帽子の男」の自供が始まっています。
そのテロの狙いについても発言が行われたのです。
曰く、「イスラエル人乗客がターゲットであった」と。
他の人々は正に巻き添えをくらったことになります。
しかしこれは極めて不思議な話です。
爆破されたのはイスラエルのナショナル・フラッグのカウンターではない。
それなのになぜこうした「自供」が行われるのか。
そこに本当に「操作」は無かったのか。
ブラッセル空港の「警備」をしていたのはイスラエル人でした。
しかもその諜報機関の出身者です。
いったい、何が真実なのか。
誰が、何の意図で、何を隠そうとしているのか。
徐々に・・・浮かびつつあります。
現象ではなく、その裏側にある潜象として。
やがてそれが・・・現象へと反転するのです、一気に。
もう間もなくです。