シリアでアサド政権軍が猛攻勢に転ずる
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「シリアでアサド政権軍が猛攻勢に転ずる」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、そして森羅万象から宇宙までをも律する復元力の原則です。
─未来永劫にわたって一方向に動き続けるということはないのです。
必ず一つの向きから、今度は逆へと動き始めます。
─問題は私たちの思考はそうではな いということなのです。
一つの方向性が見えるとそれに安住しようとします。
─なぜならば、それの方が楽だからです。
決定的に消費エネルギーが少ない。
─だからこそ、安住してしまうのです。
その結果、逆向きの動きの中で身動きが取れず、溺れます。
─元来、「筋」は一つだけなのです。
その「筋」を見据えて行動することこそ、肝要なのです。
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シリアで情勢が反転し始めています。
しかも決定的な形で、です。
反体制派によって追いつめられていたアサド政権軍が盛り返しています。
その勢いは凄まじく、反体制派は窮地に陥っています。
そもそもアサド・シリア大統領は「眼科医」なのです。
「独裁者」というのには、その夫人 も含め、似つかわしくありません。
それなのになぜ突如として「反体制派」が生まれたのか。
彼らに武器を与えたのは誰なのか。
さらに言うならば、そこからなぜ「イスラム国」が誕生したのか。
そして今、なぜ「イスラム国」は低迷しているのか。
・・・全ては「反転ゲーム」のためなのです。
あらかじめ察知している者と、そうではない者の差がついています。