先月(8月)の首都圏マンション発売数が24パーセント減
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「先月(8月)の首都圏マンション発売数が24パーセント減」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、森羅万象、そして宇宙をも律する復元力の原則です。
─“上がる一方”という現象は存在しないのです。
同時に“下がるばかり”という現象もあり得ません。
─大事なことは「上げの中に下げが見える 」ことなのです。
目の前の現象に対して、これを潜象と言います。
─そしてこの潜象をも見据えることで初めて未来が見えます。
「未来」が見えてこそ、安寧を得ることが出来るのです。
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我が国の首都圏でマンション発売数が激減しています。
先月(8月)については24パーセント減であったと報じられています。
一時は絶好調が伝えられていた不動産マーケットでした。
ところがもはや誰の目にも明らかな形で「不調」に陥っています。
実のところ、「そうなること」は眼力のある業界関係者の間では昨年(2015年)
秋頃には話されていました。
「とにかく今すぐ現金化しろ」というのです。
しかし、一度動き始めたらば慣性の法則が働きます。
とりわけ大規 模な資金調達を必要とするプロジェクトはそうです。
その結果、崩壊する直前にプロジェクトが完遂されるわけです。
気づいた時には全くもって遅いのです。
「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
極めて単純な法則です。