アメリカが競争力ランキングで順位を落とす
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「アメリカが競争力ランキングで順位を落とす」です。
⇒その理由は……:
─「高貴な嘘」という単語があります。
米欧の統治エリートたちが統治のためにやむを得ずつく嘘という意味です。
─そうやって陽動しなければ正しい方向には最終的に行かない。
だから大衆を欺いて良いのだというのがその理由です。
─表向き語られることは全て「高貴な嘘」なのです。
単に事実関係を装っていても、です。
─なぜならばある事実を示すか否か。
これも意図に基づくからです。
─このことを前提に彼・彼女らの発言を読み解いていく必要があります。
さもないと「罠」にはまるのです。
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アメリカが競争力ランキングで順位を落としたと報じられています。
香港、スイスに劣後するのだと言います。
そうした中、アメリカで懸案であること。
それは政策金利の引き上げを行うか否かです。
ネガティヴなデータは当然、これをサポートしません。
しかし今、やらないと大変なインフレが始まる可能性がある。
正に「高貴な嘘」に見せ場なのです。
他方でこれに与しない側も「高貴な嘘」をつき続けるはずです。
その結果、表向きの言説は次々に混濁して行きます。
何が何だか分からなくなるのです。
それでも真実は一つです。
これを見抜けるか否か。
・・・いよいよ”その時“が迫ってきています。