安倍晋三総理大臣が事実上の”続投“表明
2016/09/27
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「安倍晋三総理大臣が事実上の”続投“表明」です。
⇒その理由は……:
─ルールには2種類あります。
「書かれているルール」と「不文律」です。
─一般には「法実証主義」の伝統が優先されています。
要するに明文法でなければ法ではないというのです。
─この伝統はユダヤ的なものです。
なぜならば国家を持たないユダヤ人たちは身を守るために明文法を必要としていたからです。
─もっとも実際の社会で優先されるのは不文律なのです。
誰が決めたとも、語ったとも分からないルールが優先されます。
─したがって明文法を優先させる行為はユダヤ的と言えます。
それは挑戦者のやり方です。
─このことは時に勇ましく、しかし時に無謀です。
なぜならば最終的には不文律が常に勝利するからです。
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地元に久々に戻っている安倍晋三総理大臣が事実上の続投宣言を行いました。
周到に考え、「今」だからこそ行ったと見るべきです。
確かに「明文法」である日本国憲法では国会解散は内閣総理大臣の専権事項です。
あるいは総辞職もまたその専権事項です。
世論とのかい離が激しくなっても、大事なのは総理大臣自身の考えなのです。
少なくとも表面的にはそう、見えます。
しかし、本当にそうなのでしょうか。
そこに「不文律」が介入する余地はないのでしょうか。
ドン・キホーテにも似た振る舞いを見せ始めた安倍晋三総理大臣。
その先にあるのは、吉なのか、あるいは兇なのか。
自然(じねん)を意識した戦いが、既に始まっています。
「帝と王」は最終的には・・・両立しない。
それが・・・ハザール以来の伝統です。