米国の分断と世界の混乱 (34)総裁選は親米保守の勝利。中国で早くも停電始まる。バイデン支持率急低下。
今回は公開用動画20211001(43分)の内容を、ごく簡単にまとめたものです。
根拠となる記事やデータは、動画の概要欄に貼ってあります。
根拠を知りたい方や詳しく聞きたい方は動画をご参照ください。
2021年10月01日19:34
投資戦略動画(公開用)20211001
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51278508.html
1. 総裁選は親米保守の勝利、親中派は後退
2. 中国で早くも停電・断水始まる
3. バイデン支持率急低下、トランプ人気復活!
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【1. 総裁選は親米保守の勝利。親中派は後退】
親中対親米の自民党総裁選は、
岸田・高市氏の親米保守連合が勝利しました。
男系皇室維持、
習近平氏を国賓招待せずという人々の意見が多数派だったということです。
当日朝「岸田-高市連合」が正式発表され、
勝ち目がなくなった河野議員票が切り崩されました。
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決選 計 議員票 都道府県票
岸田 257 249 8 ← ほぼ親米 安倍麻生
河野 170 131 39 ← ほぼ親中 二階石破
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初回 計 議員票 党員算定票
岸田 256 146 110
河野 255 86 169 ←1位確実だったはずが
高市 188 114 74
野田 63 34 24
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だったと言えます。
「二階派が岸田降ろしのために初回まとまって高市氏に入れる」という戦術は、
結局のところ実現しなかったようです。
なぜなら野田氏が推薦人+14人上積みしているので、二階派は最初、
自由投票のままだったと思われるからです。
一方で決選の岸田議員票は249で、
初回の「岸田146+高市114=260」から11票減。
もし二階派が「岸田降ろし」戦術を仕掛けたのだとすれば、
その11票だけだったということでしょう。
しかしそれを引いても、議員票は「97対103」で高市氏が河野氏を上回りました。
私の「高市氏が一発過半数」という予測は外れてしまったことになります。
それでも支持率4%で泡沫と言われたところからよく伸びたのではないでしょうか。
今回の総裁選では、「高市効果」によって自民党が少し中道側に戻った気がします。
岸田氏なら産業界も歓迎し、公明党ともうまくやって、
衆院選はそれなりに勝てそうです。
まだ男系皇室支持なので、保守派も離れず短命では終わらないと考えています。
ただし習近平氏を国賓で招いたら、
地方選で連敗しまくって危機になるだろうと予言しておきます。
【2. 中国で早くも停電・断水始まる】
中国で早くも、停電・断水が始まったようです。
昨年12月から今年1月にかけて起きた停電が起きましたが、
今年は早くも9月から起きているのです。
中国当局は「環境目標を達成するため」と言っているが、おそらくそれはウソ!
もっと深刻な理由があるはず。
ただしこれは長くなるので、会員さん向け動画で説明します。
【3. バイデン支持率急低下、トランプ人気復活!】
バイデン政権の支持率が急落しています。
特に無党派から見放されたことが大きいでしょう。
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バイデン支持ギャラップ調査(1月→9月)
61 → 37 無党派
98 → 90 民主党
11 → 6 共和党
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これには「表の理由」と「裏の理由」があります。
表向きの理由は下に示したリストの上2つですが、
それ以外にも見放された理由があるのです。
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- アフガン撤退
- 国境問題
- 中国に屈服・譲歩
(孟晩舟氏解放・中国アプリ使用禁止差し止め・米軍と中国人研究者のつながり調査中止など)
- ミリー統合参謀本部議長やペロシ下院議長が中国軍と内通していた疑惑
- 不正選挙疑惑
- 議事堂乱入やMI州知事誘拐計画がFBIの仕込みだった疑惑
(NYタイムズやWPが伝える)
- 大陪審がヒラリー弁護士を起訴。オバマゲート
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たとえば、不正選挙疑惑はいまだにくすぶっています。
09月24日に、
アリゾナ州マリコパ郡上院から選挙監査レポートがリリースされました。
これは会員さん向けに詳しく説明しましたので、
興味のある方は会員になって今月のレポートで読んでみてください。
最も大きな問題は、郵便投票を署名確認しないまま白紙でも認証していること。
そしてなぜか、監査でも署名確認していないのです。
また「外部からは投票システムにアクセスできない」と言ってたのに、
外部からアクセスされた形跡があります。
そしてサウスカロライナ州やワシントン州の選挙データが入っているとなれば、
いろいろ疑わざるを得ません。
さらにアクセスログが監査直前に消されたようです。
マリコパ郡は
「バックアップを取って削除した。引き渡しは求められていない」と説明しています。
そしてなぜか、監査側もそれを要求していないようなのです。
極めつけは
「マリコパ郡監督官は投票システムの管理者パスワードを持っていない」ということ。
監査人サイバーニンジャ社が、
「民間人が管理者パスワードを管理してはいけない」と提言しています。
当たり前ではないでしょうか。
つまり不正選挙疑惑について、
細かい疑問は解決したものの以前から指摘されていた大きな疑惑が浮き彫りになったということです。
米民主党に対する不満が爆発し、
「2009年に鳩山民主党政権に歓喜した日本の有権者状態」になっているのではないかと想像します。
そして一方で、トランプ人気が復活しています。
最新のラスムセン調査は
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対バイデンは今なら51対41でトランプ勝利。
対ハリスは、今なら52対39でトランプ勝利。
民主党員の5分の1がトランプ氏に投票。
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という、衝撃的なものでした。
またマクラフリン&アソシエイツ社の調査では
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52%対44% 攻撃的で物議を醸すトランプスタイルは「それほど悪くなかった」
56%対40% 今はトランプのタフネスが必要だと思っている
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と、トランプ氏を再評価する動きが進んでいます。
反トランプの共和党員はトランプ推薦のライバルに敗れたり、
引退に追い込まれたりして、共和党は完全に「トランプの党」になりつつあります。
おそらく、メディアはこのような動きを報じないでしょう。
そして隠し切れなくなったときに「とち狂った米国人がまたトランプを支持し始めた」
と報道すると思います。
しかしそれは偏った見解です。
米民主党が問題を解決するどころか、さらに悪化し続けていることが理由なのです。
(終)
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2021年10月01日19:34
投資戦略動画(公開用)20211001
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2021年09月25日08:00
【週末だけのグローバル投資】米国の分断と世界の混乱 (33)岸田氏有利だが、高市氏が支持を伸ばすほど河野氏にも勝ち目が出る
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51278394.html
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