米国の分断と世界の混乱 (25)洪水と企業危機に苦しむ中国
米国では引き続き「内戦」が続いています。
選挙監査によって不正を暴き、厳格な有権者ID法を成立させようとする米共和党。
それに対しフォー・ザ・ピープル・アクト2021(H.R.1)を成立させて全州でその動きを阻止したい米民主党。
アリゾナ州の法定(フォレンジック)監査で怪しいことがあったと公聴会が開かれても、
マリコパ郡選管は「信用できない」と相手にしません。
選管が議会の命令すら無視するのですから、ものすごい世界です。
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また、政治とビッグテックの関係も揺らいでいます。
「憲法および通信品位法230条違反」でビッグテックを訴えるトランプ氏。
それに対し「ビッグテックとともに有害情報の排除に取り込んでいる」とバイデン政権報道官が口をすべらせてしまいました。
それでは「政府が検閲行為を行う」という法律違反を認めたことになります。
かと思うとバイデン氏は「ビッグテックが(有害情報をふりまくことで)人を殺している」と非難。
それに対して匿名の関係者は、
「バイデン氏はワクチン失敗のスケープゴートとしてビッグテックを利用している」と反撃しました。
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それでも米国経済は好調であり、インフレ鎮静化の兆しがあります。
ゴルディロックス状態は、まだまだ続きそう。
それらの理由については、かなり前から会員さん向けにメールしていました。
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それに対し、中国は「泣きっ面に蜂」。
ただでさえ経済が厳しいところに、各地で洪水被害が相次いでいます。
さらに台風7号が広東省に上陸。
続けて台風6号が上海に向かっています。
このままでは昨年の「2020中国大洪水」を上回る被害が出てしまうかもしれません。
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中国では米国との争いのほかに、「習近平派」と「江沢民派」の争いがあります。
そこに経済苦境や天災が起こると、その責任をめぐってさらに争いは激化します。
「大きな企業だから」「有名だから」で救済されることもありません。
現にいくつかの大企業については、「Xデー」が着々と近づいている気がします。
その打撃を受けぬよう、関連銘柄への投資はくれぐれもご注意ください。
(終)
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気になるチャート20210721
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【週末だけのグローバル投資】米国の分断と世界の混乱 (24)中国と取引や投資をするなと米が警告。それでも無視する日本企業
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51277230.html
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