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週末だけのグローバル投資コラム

セミナー動画「トランプ人気は全体主義への反発 (6)CIAの「上書きプロパガンダ」」

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【公開用アップデート概略】
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今週はセミナー動画を作成しましたので、それで代替させていただきます。

2024年03月01日22:19
動画セミナー「トランプ人気は全体主義への反発(6)CIAの「上書きプロパガンダ」20240301」(37分)
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51288750.html

このシリーズの全リスト
https://www.youtube.com/playlist?list=PLr15a1TfqWpx0Zm9xo6S91ogXABhh7jC8

2024年03月01日(金)

【目次】

(1) NYT、CIAとウクライナの強い結びつきを報道
(2) これはCIAの「上書きプロパガンダ」
(3) 切り捨てられるかもしれないウクライナ
(4) ブレナン氏、最初から謀略のド真ん中に居た
(5) 諜報機関が国家を支配するとき
(6) マコーネル氏引退でまた事件が演出されるか

【概要】

今週、NYタイムズがCIAとウクライナの強い結びつきを特集する記事を出しました。

みんな知っている話なので「今さら?」と驚いた人も多いでしょう。

しかし中身を読むと巧妙に時間や因果関係が入れ替えられ、
米国側の意図や働きかけがぼかされています。

これはCIAが用意した「上書きプロパガンダ」と断定して良いと思います。

先週ロシアゲートでっち上げの中心にCIAがいたことが暴露されたので、
その印象を「消し」にかかったのだと思います。

そもそも「協力が始まったのは2014年マイダン革命後の約8年前」
からというのがウソ。

マイダン革命は当時のバイデン副大統領やヌーランド国務次官補が
仕掛けたものであり、CIAが知らなかったはずありません。

少なくとも2004年オレンジ革命のずっと前から、
CIAの工作は続いていたはずなのです。

「マイダン革命はCIAや米民主党のせいではない」
と言いたいのかもしれません。

その他にも「俺たちは必死で止めたのに、ウクライナが勝手に暗殺や
爆破を行ってロシアを怒らせた」と、戦争責任をウクライナのせいにしています。

「でもこれでロシア国内のスパイ網が構築でき、トランプ再選も阻止できた。
我々がいなければウクライナはロシアに抵抗できなかった。」と功績を讃えています。

そして最後に「いま手を引くとアフガンみたいに情けない姿で
米国が撤退することになるよ。それでもいいのか」と脅しています。

一貫して「CIAや米民主党は悪くない」という筋書きなので、
誰がこの記事を出させたのかがわかります。

諜報機関は下手を打つと自分が死んだり、
仲間が殺されるリスクを常に背負っています。

しかし平和な時代が続くと政治家の緊張感が薄れ、
うっかり情報を漏らしたりで諜報機関職員を危険にさらしてしまいます。

そこから進むと諜報機関には、平和ボケの政治家を誘導して秩序を
守る責任感が生まれるのかもしれません。

さらに進むと大きな利権と結びつき、世界を裏で操る快感の虜になり、
監視国家へと変貌するのかもしれません。

したがって、米諜報機関が「民意で選ばれ」「行動が読めない」
トランプ氏を恐れるのもわかります。

それにしてもCIAは戦後の創設以来、いつも「やり過ぎ」で「失態ばかり」。

ウクライナが切り捨てられ、CIAも処罰される可能性が高まっています。

(終)

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2024年03月01日22:19
動画セミナー「トランプ人気は全体主義への反発(6)CIAの「上書きプロパガンダ」20240301」(37分)
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51288750.html

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