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週末だけのグローバル投資コラム

トランプ外交の転換点 (8)米大学生死亡で武力行使のハードル下がる

2019/01/28

6月19日、北朝鮮で1年半拘束され昏睡状態で米国に帰国した
大学生オットー・ワームビア(22)さんが病院で死亡しました。

非常に傷ましい事件です。

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ワームビアさんに外傷はないものの、脳が激しく損傷していたと言います。

いったいどんな目に会わされたことでしょう。

トランプ大統領は北朝鮮に対し、「残忍な政権だ」と激しい怒りを表明しました。

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これで武力行使へのハードルが下がったのではないでしょうか。

米国は人質戦略に対して、人質を助けようとはせず人質戦略を
取った相手に報復するという方針で対処しています。

人質を取られたり殺されてもヘコヘコ笑顔で援助を続ける
日本のほうが異常であると考えてください。

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トランプ大統領は続けて中国を非難。

ツイッターに
「中国は北朝鮮に核開発を放棄させるために働きかけを行っているものの、
これまでのところ失敗に終わっている」と書き込みました(6月20日)。

しかし翌日の演説では

「米国は中国と素晴らしい関係にある。私は本当に習国家主席が好きだ」

と述べました。

今の段階では、真意がどこにあるのか掴み兼ねる状況です。

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トランプ大統領が習近平主席に与えた「100日猶予」の期限まで残り約3週間。

進展がないのは当然で、中国としては最初から単なる時間稼ぎでした。

「100日猶予」が終われば、また別の理由を挙げて時間稼ぎを続けるでしょう。

もともと中国は北朝鮮への影響力を失っています。

これまで核開発を止められなかったのですから、今更どうしようもないのです。

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中国は、トランプ大統領の要求に沿って行動するつもりはありません。

時間稼ぎをしている間にトランプ大統領の政治基盤を揺るがし、
側近を切り崩せば、やらなくて済むという計算です。

これまでの米大統領と同じように、
「中国に媚びざるを得ない状況」を固めるということです。

そして最終的に米国が業を煮やして北朝鮮の核を除去したとしても、
中国にとって悪いシナリオではないのです。

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米国の国民感情や現場レベルでは、
「武力行使やむなし」の方向で進んでいると思います。

トランプ大統領がそれに応じるのか、
それともヘタレてしまうかで今後の国際情勢が大きく変わります。

市場は落ち着いた動きですが、地政学リスクの変化には注意しておいてください。

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京都でのセミナーは大変に有意義でした。

ゴールドマンのアナリスト(ボロエルディ氏)が相関やボラティリティを見て
「今の米株は異常」と述べたことは、弊社の考えと非常に似ています。

しかし弊社はまだバブルの助走段階であり、
特異現象にようやく名前(FANGあるいはFAAMG)がついて
認知され始めたばかりと考えています。

短期的な調整はあるにしても、
長期的に米株は上昇を続けるという予想は変わっていません。

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- 中国都市部の住宅は調整局面
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- 上昇しない期待インフレ
- トランプ弾劾はありえるか
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