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週末だけのグローバル投資コラム

(3)投資は「相対(OTC)取引」より「取引所取引」を優先する

2019/01/28

投資はまず「取引所取引」を最優先し、それがない場合に「相対取引」を検討する
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このシリーズでは拙著
「ホントは教えたくない資産運用のカラクリ 投資と税金篇2016(東洋経済新報社)」
から一部を抜粋して紹介します。
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*今回ご紹介する部分は電子書籍版のものです。紙の単行本では省略されています
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第5章  投資商品の一般原則
第1節 取引所取引と相対(OTC)取引
この章では投資商品の市場メカニズムと商品特性について説明します。

まずは取引所取引と相対取引の違いです。

実はその違いこそが金融商品のリスクやコストを決める最も大きな区分であり、
中級以上の投資家であれば必ず知っておかなければならない常識です。

しかし意外と知らない人も多いので、ここで整理しておきます。

図表 :取引形態による投資商品の分類
[取引所取引] 取引所取引とは、東京証券取引所やNY証券取引所などの証券取引所で、
競り(セリ=オークション)形式で価格を決める取引です。

昔は実際に場(ピット)に人々が集まり、もみくちゃになりながら価格を決めていました。

しかし今ではほとんどが電子化・自動化され、コンピュータの中で粛々と取引されています。

株の個別銘柄や先物市場・オプション市場などがこの方式です。

取引所取引では一番高い買い値(ビッド)を提示した人が優先的に買う権利があり、
一番安い売り値(オファー)を提示した人が優先的に売る権利があります(価格優先の原則)。

同じ価格であれば先に注文を出した人が優先します(時間優先の原則)。

オファーとビッドの数が合わないときは、その需給が釣り合ったところで価格が決まります。

成り行きという注文方法もありますが、これは買えるまで無限にビッドを上げる、
あるいは売れるまで無限にオファーを下げる注文です。

こうして売り買いが決まることを「約定(やくじょう)」と呼びます。

取引所取引はこのように、ルールが厳格に決まっています。

「おまえは嫌いだから売ってやらねえ」「女になら1000円で売るけど男は1500円ね」
といった区別はできません。

そもそも現在は電子取引が主流なので、誰が誰に売ったかなんてわからないのです。

しかし取引所取引ではいつ、何株の売り注文・買い注文が出て、
いくらの価格で取引されたかは明確です。

売り手と買い手がコソコソ話し合って価格や約定を操作することはできません。
だから価格形成が透明だと言われるのです。
(中略)
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[相対取引(OTC)] 相対取引(あいたいとりひき)とは、相手と1対1で条件を決めて行う取引のことです。

店頭取引とか、オーバーザカウンター(Over the counter)の頭文字を取って
OTC取引と呼ばれたりします。

(中略)
これにより、ひとつの大原則が生まれます。

投資はまず「取引所取引」を最優先し、それがない場合に「相対取引」を検討する。

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