北朝鮮への武力行使秒読みか? (5)北朝鮮の水爆完成 - 米国武力行使と中国「核内戦」の危機
2019/01/28
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本稿は2017年8月31日の会員さん向けメール
投資戦略アップデート(20170904)北朝鮮の水爆実験成功
- 米国武力行使と中国分裂の危機
の公共性が高いと判断し、公開するものです。
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9月3日、北朝鮮がICBM用水爆実験に成功したと発表しました。
観測された地震の規模から、おそらく事実でしょう。
ここまでは北朝鮮やそのシンパ・マスメディア・自称リベラル派などの勝利です。
彼らが何十年もの間、時間稼ぎや資金・
技術供与を続けたおかげでついに水爆ミサイルまでこぎ着けたのです。
水爆の破壊力は強大です。
原爆を起爆装置に使い、核「融合」反応で大規模な爆発を起こします。
原爆だと広島・長崎型の10倍ぐらいが限度だそうですか、
水爆なら重水素の量によって無限に威力を増すことができます。
つまり今後ミサイルの性能が上がるほど、脅威は増して行くことになります。
米国はこれに対し、武力行使を行う以外の選択肢はなくなりました。
「話し合いは解決策ではない!」とツイッターに書いた、
トランプ大統領への返答がこれだったのです。
すでにプランは出来上がっているでしょうから、大統領のゴーサインを待つだけ。
核ミサイルに脅されながら、日本も一緒に戦うことになります。
北朝鮮シンパの政治家・役人・マスメディア・自称リベラルはこれまで通り、
国内を大混乱させて邪魔を続けます。
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仮に米国がこれを黙認すればどうなるでしょうか?
「核を持たないイラク・リビア・シリアなどは攻撃されたが、
核を持った北朝鮮は攻撃されない」
「そう言えば、インドやパキスタンの核保有も結局は認められたよな」
「経済制裁を食らっても、米国にとって利用価値があればそのうち解除される」
これらの「実績」は、核ドミノを起こす大きな引き金となるでしょう。
北朝鮮は「米国が制裁を解除しないのなら、
核ミサイルを輸出するぞ」と脅します。
反米国家がすべて核武装してしまえば、
米国が圧倒的な軍事力を持っていても手が出せません。
また親米あるいは中立だった国も「米国は頼りにならない」と感じ、
中国・ロシアの庇護のもとで核武装を進めます。
こうなってしまえば米国の覇権はほぼ終わり。
ならず者たちが先進国の領土・資金を奪って奴隷化する未来が見えます。
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今回の注目は、中国やロシアまでが強く非難していることです。
BRICS首脳会議に合わせて核実験を敢行され、メンツを潰された中国は
「断固反対し、強く非難する」
との声明を発表。
ロシアも「このような行動を続ければ、
北朝鮮自身が深刻な結果を受けることになる」と警告しています。
https://mainichi.jp/articles/20170904/k00/00m/030/079000c
実はこれまで北朝鮮は、米国を脅すとともに北京の習近平政権も同時に脅していました。
指桑罵槐(しそうばかい)というやつです。
米国に「媚びて」、北朝鮮に圧力をかける習近平に不快感を感じているからです。
北京は近くにあるので、簡単にミサイルが届きます。
もはや我々も「同じ核保有国」になったのだから、
盟友をちゃんと守れと要求しているのです。
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現状は西側先進国にとって大きな危機です。
米国を中心とした戦後の世界秩序が崩れようとしているからです。
しかし同時に、中国にとっても危機であります。
なぜなら「北京 vs 北部(旧瀋陽)軍区+上海閥」の対立が先鋭化し、
内乱に陥る恐れまであるからです。
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北京 習近平政権
vs
北朝鮮 with 北部(旧瀋陽)軍区+上海閥
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北京は米国と歩調を合わせ、北朝鮮の核を取り除こうとします。
ロシアも協力するでしょうから、安保理決議はすんなり行くでしょう。
しかし北部軍区や上海閥はそれに逆らいます。
せっかく盟友の北朝鮮が核を持ったのに、それを捨てるなんてもったいない!
これまで通り北朝鮮に協力し、一緒になって北京に圧力をかけます。
つまりこれは中国の内戦・分裂の危機でもあるのです。
しかも「核保有国(地域)同士の抗争」です。
この危うさは、キューバ危機どころではありません。
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ここからのシナリオを考えると
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1. 北朝鮮から核を取り上げて、元通りにする
2. 北朝鮮の核を黙認。核ドミノが起こり米国は覇権を喪失。
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このうち1が最も簡単なので、まずはそちらの方向に進むと考えます。
しかしいずれにしても「中国の内部抗争と分裂」は激化します。
難民・移民が世界中に溢れます。
長い長い「混乱の時代」の幕開けかもしれません。
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