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週末だけのグローバル投資コラム

米国、本気の中国共産党潰し (12)郵便投票・USPS改革・そしてバノン氏逮捕

弊社パフォーマンスは急速に好転。

新型コロナウイルスは「日本・米国などが鎮静化に向かう」という予測が当たっています。

そして国際政治に関する予測も当たっています。

たとえ思惑の逆に行く日々が続いても、
ファンダメンタルズに沿ったポジションであれば最終的に利益を得られるということです。

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米中対立がさらに激化していることは、会員さん向けの特別メールで説明しました。

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投資戦略アップデート(20200818_2)[特別]

米大統領選はバイデン氏のリード縮小。公開討論と郵便投票を巡る戦い。
中国側のシギントおよびヒューミント排除着々。
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あらゆる場面で「米国と中国」「トランプ政権と米民主党」がせめぎ合っています。

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そして昨日も驚くような大ニュースがありました。

なんと、トランプ大統領の元側近スティーブ・バノン氏が逮捕されたのです。

容疑は米墨間の国境壁建設で詐欺を働いた疑い、とのこと。

しかも逮捕したのは、郵便投票や経営改革で
「トランプ政権と米民主党」の対立の渦中にある米国郵政公社(USPS)。

日本で言えば郵便局に当たるところが逮捕したわけで、
そんなことができることにまず驚きました。

その組織が大統領選間近に元側近を逮捕したとあっては、
強い政治的意図を感じざるは得ません。

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トランプ氏元側近のバノン氏を逮捕、国境の壁建設資金集めで詐欺容疑
2020年8月21日 0:52 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2020-08-20/QFD7AZDWRGG501?srnd=cojp-v2
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トランプ政権で首席戦略官を務めたスティーブ・バノン氏は20日、詐欺の容疑で逮捕された。

米・メキシコ間の国境に壁を建設する資金として、
2500万ドル(約26億5000万円)余りをオンラインで集めた団体との関わりで、
詐欺を働いた疑いが持たれている。

「ウィー・ビルド・ザ・ウォール(われわれは壁を建設する)」と呼ばれるこの団体は、
ボランティア組織ということになっているが、
バノン容疑者は同団体から100万ドル余りを受け取り、一部を個人的な目的に流用したと、
検察当局は説明。

同容疑者は20日、ニューヨークの裁判所に出廷する予定。

この件では他に、同団体の創設者を含む3人が訴追された。(略)
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バノン氏は対中強硬派で、「新中国連邦国家」の設立にも関与しています。

さらに国境の壁建設に絡んでとなれば、これで誰が喜ぶ人々はだいたい想像がつくでしょう。

もちろん「愛国詐欺」のようなものは米国にもあるので、
バノン氏が無実とは言い切れません。

しかし大統領選前に対中強硬派に対する良い見せしめともなるため、
冤罪の可能性もかなりあると私は考えます。

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まるでスパイ小説のようなせめぎ合いが、米中間で繰り広げられています。

中国系の元CIA・FBI職員が逮捕されたりしています。

記憶力の良い人なら、2010年から2012年にかけて中国に居るCIAの協力者が
「少なくとも12人以上殺害された」事件があったことを思い出すでしょう。

そのリストは、今回逮捕されたこの男のような内部者から漏れた可能性があります。

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中国に消えたCIA協力者 米紙「少なくとも12人殺害」報道 浮かび上がる熾烈な米中スパイ戦
2017.6.9 01:00更新
https://www.sankei.com/world/news/170609/wor1706090003-n1.html
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中国で米中央情報局(CIA)の少なくとも12人の対米協力者が中国当局に殺害された−。

まるで小説のような米中スパイ戦の一端が5月下旬、
米紙ニューヨーク・タイムズに報じられた。

中国政府は公式には報道にコメントしなかったが、
強力な治安権限を背景に中国が高い防諜能力を持つとの見方は根強い。

米国も連邦捜査局(FBI)を中心に対中協力者を相次ぎ摘発しており、
米中の熾烈(しれつ)な諜報・防諜活動の実態が浮かび上がる。

5月22日付のニューヨーク・タイムズ(NYT)の記事は、
中国で米スパイ網が壊滅的状況に陥ったことを報じたが、衝撃的な内容も含まれていた。

「ある者は政府機関の建物の中庭で、同僚の目の前で銃撃された」

3人の情報源の話に基づくこの「事件」は、中国側が半ば公然とスパイを殺害することで、「米国に協力する者への警告のメッセージ」を発したのだという。

記事によると、2010年末から12年にかけて、
中国でCIAの情報提供者の「少なくとも12人以上」が中国当局によって殺害された。

収監された人数を含めると「18〜20人」の連絡が途絶えた。(略)
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あの頃の中国は相手がオバマ大統領だったので、米国を舐めてスパイを殺害したのでしょう。

オバマ大統領は南シナ海の浅瀬を埋め立てても、
口先で「軍事基地化しない」と言えば信じてくれた人ですから。

おそらく「コイツちょろい」と思っていたに違いありません。

しかしトランプ政権はそれに騙されず、着々と中国を締め上げています。

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米中はすでに戦争中であり、日本も無関係ではありません。

すでに「殺るか殺られるか」の戦いになっていることを理解してください。

それが自分の財産だけでなく、家族の安全を守ることにつながるからです。

(終)

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