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週末だけのグローバル投資コラム

シリア内戦が終わり米国は中国対策に集中する (6)株高の裏で悪化する投資環境

今月の米国株は2日連続の下げで始まりました。

トランプ大統領が中国との合意を「(1年後の)大統領選挙後でも良い」と発言。

これが「米中交渉がうまく行っていない」と解釈されました。

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これは驚くようなことではありません。

トランプ大統領のポリシーは「悪いディールよりノーディール」。

慌てて譲歩するよりは、長期戦になっても良いということです。

勝手に「関税撤廃で合意」「12月15日の追加関税は見送り」
と言っていたのは中国シンパの人々だけなのです。

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トランプ氏、中国との貿易合意「期限はない」−大統領選後でも良い
Derek Wallbank、Jordan Fabian
2019年12月3日 19:44 JST 更新日時 2019年12月4日 5:00 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-12-03/Q1XN0O6KLVR501?srnd=cojp-v2
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トランプ氏は合意を急がない姿勢、数週間内の第1段階合意に疑問符
12月15日が来ても変わらなければ対中関税の計画進める−ロス長官

トランプ米大統領は3日、
中国と貿易合意に至るのが1年後になっても構わないとの姿勢を示唆した。

数週間内の第1段階合意に疑問符が付いた。(略)
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しかしブルムバーグが「米中合意が近い」と報道したことで、ここ数日は反発。

11月7日の関税撤廃ニュースと全く同じパターンです。

そしてまたしても「匿名の関係者によると」という怪しいソース。

なおかつ今回は「トランプ米大統領の3日の発言はその場の思い付き」だと、
本人の言葉まで完全否定しています。

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米中が第1段階の貿易合意に近づく、緊張高まる中でも
Jenny Leonard、Shuping Niu
2019年12月4日 19:38 JST 更新日時 2019年12月5日 6:52 JST
https://www.bloomberg.co.jp/news/articles/2019-12-04/Q1ZDGQT0AFB401?srnd=cojp-v2
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    協議は良好に進行「多くの進展あるだろう」とトランプ大統領
    米当局者は15日の対中追加関税前の第1段階合意の完了見込む

香港や新疆ウイグル自治区の問題を巡り米国と中国の間の緊張が一段と高まる中でも、
米中は第1段階の貿易合意に盛り込む関税の巻き戻し幅で妥結に近づいている。

事情に詳しい関係者が匿名を条件に明らかにした。

関係者は、米中合意を急がないという趣旨のトランプ米大統領の3日の発言について、
その場の思い付きのコメントだとして、
交渉の行き詰まりを意味すると受け取られるべきではないと語った。(略)
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米株はその後、買戻し優勢で推移しています。

しかし弊社は、あまり強気になれません。

というのも最も経済状態が良い米国でさえ、ファンダメンタルズに陰りが生じているのです。

日本・中国・欧州などはさらにヤバイ状況です。

それなのにみな、楽観し過ぎのように思えるのです。

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今の状況は「いったん下げ始めたら、下げが加速する」可能性が高いです。

もちろんファンダメンタルズと株価の動きは短期的には連動しないことがあります。

危ない状況であっても、崩れるまでに数年以上かかることもあります。

それでもそろそろ、調整に備えながら進んだ方が良い気がしています。

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なぜ株価が危険な状態になりつつあるのか。

すでに会員さんにはメールで簡単に説明しました。

しかし改めて会員レポート「DEEP INSIDE 2019年12月号」で詳しく解説します。

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また弊社は来年の米国大統領選挙で、
米民主党からマイケル・ブルムバーグ氏が対抗馬として出て来ると予想しています。

これも会員さん宛て特別メール

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投資戦略アップデート(20191205)[特別] 中国はマイケル・ブルムバーグ氏を
米大統領候補として擁立か
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で解説しました。

こちらも「DEEP INSIDE 2019年12月号」に再掲します。

リリースは週明け10日頃になりそうですが、興味のある方は入会してご購読ください。

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(終)

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投資戦略動画(公開用)20191206
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