AIバブル第一段階終わり信用収縮へ。7月中旬からの違和感を裏付ける証拠が揃う。AIバブルで無理矢理上げた反動が起こるかも。
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2024年08月02日22:18
投資戦略動画(公開用)20240802 AIバブル第一段階終わり信用収縮へ。7月中旬からの違和感を裏付ける証拠が揃う。AIバブルで無理矢理上げた反動が起こるかも。
http://blog.livedoor.jp/contrarian65-wild/archives/51291045.html
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【公開用アップデート概略】
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AIバブル第一段階終わり、信用収縮へ
1. 7月中旬からの違和感を裏付ける証拠が揃う
2. AIバブルで無理矢理上げた反動が起こるかも
3. 日銀、いつも利上げが遅れて戦犯にされがち
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関連リンク
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日経チャート
https://www.nikkei.com/smartchart
SP500チャート
https://stockcharts.com/freecharts/gallery.html?$SPX
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【1. 7月中旬からの違和感を裏付ける証拠が揃う】
今週は株価とドル円が激しく下落しました。
日経は07月11日の高値から約16%急落。
米SP500指数の下げは4%程度にしか過ぎませんが、
ドル円が約8%急落していますので円ベースの投資家には打撃です。
会員さんには詳しく説明していたのですが、
私が7月中旬から持っていた市場に対する違和感が現実になりました。
後になってそれを裏付けるよう経済指標や企業業績などの
「証拠」が揃い始めたのです。
実のところ先週まで「単なるセクターローテーション」なのか、
「信用収縮」なのか五分五分と思っていました。
「AIバブル銘柄が下げたら信用収縮が拡大する確率が高まる。
自己実現的な動きをするので判断は難しい。」
と考えていました
しかし今週になって市場の動きから
「もはやAIバブル銘柄の追加的な買い手は少ない」と感じました。
08月02日金曜夜発表の米失業率が決め手になるかと思いましたが、
その前日に「8割以上の確率で信用収縮が始まる」と思ったのです。
すでに危険を感じて株に対するリスクを減らしてきましたが、
いよいよ本格的な防御態勢に入ったのです。
さらに失業率が4.3%まで上昇し、サーム・ルールが発動しました。
これがダメ押しになりそうです。
【2. AIバブルで無理矢理上げた反動が起こるかも】
ここに至るまでに、3つの段階がありました。
以下のことをそれぞれレポート会員さんに述べる前に、
他の会員さんには投資戦略助言を済ませていました。
仮に先月が株価のピークだったのであれば、
私はかなりうまいこと逃げたことになります。
07月20日
「AIバブル第一段階、コスト増で終わる懸念」
「米株下げ信用創造鈍れば世界景気は後退へ」
→AIバブル銘柄一部売り。バリュー株買い。
07月27日
「現金ポジション増やし嵐に備える」
→ AIバブル銘柄の残りをすべて売却。株式の資産配分を大幅削減。
08月02日
「ゴルディロックスではなく景気後退シナリオ」
→さらに防御的投資戦略にシフト
ここから先、
私は「AIバブルで無理矢理上げた反動が起こるかもしれない」
と考えています。
株価がピークをつけるときは通常、景気先行指数が伸びなくなります。
それにやや遅れて、株価がピークをつけます。
景気一致指数が下がるのはその後、景気遅行指数が下がるのはさらにその後です。
しかし景気先行指数が2022年から下げ続けているにもかかわらず、
米株は2023年から上昇を続けました。
景気一致指数もジリ高となり、景気遅行指数は大きく上げました。
景気先行指数には株価も含まれているため、
他の構成要因ははるかに悪かったことになります。
それでも株価が上げ続けた反動が、一気にやって来そうな気がするのです。
【3. 日銀、いつも利上げが遅れて戦犯にされがち】
さて日銀は07月31日、利上げに踏み切りました。
それが株価を暴落させたと責める人もいるようです。
私も「もう少し早く利上げをすれば良いのに」と思っていました。
日銀は為替介入こそあんなに上手なのに、
利上げはいつも後手後手に回っている気がします。
そもそも日本はデフレ体質なので、
他国よりも利上げの必要性が弱いことは確かです。
しかし日本までインフレになって日銀が利上げをする頃には、
他国の高金利政策が効いてきて世界的に景気が悪くなり始めています。
それがちょうど株価が下がり始めるタイミングと重なるため、
まるで日銀の利上げが株価急落を招いたように思われてしまうのです。
そのサイクルが大きかったりすると「バブル崩壊の戦犯」にされがちです。
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2000年08月 ドットコムバブル崩壊が明らかになった頃利上げ
2006年07月 同年01月にライブドアショックで中小型株が崩壊している最中に利上げ
2024年07月 AIバブル崩壊かどうか微妙なタイミングで利上げ
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2000年代に入ってからの数少ない例で言えば、
日銀利上げのあと日本株は下落基調に入り基本的に良くありませんでした。
一方米株は日銀利上げにあまり影響されないように見えます。
世界の景気が悪化するときに日銀が遅れて利上げしているだけので、
株価急落の原因を日銀さんのせいにするのは酷というものでしょう。
(終)
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参考のためワイルドインベスターズ投資ブログをご覧ください。
このメルマガに関連したチャートが貼り付けてあります。
会員サイトではさらに盛りだくさんのチャート集があります。
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【週末だけのグローバル投資】えっ、本当にカマラ・ハリス氏を担ぐんでっか? もう始まっている「ハリス隠し」と業績改竄。民主党内で強硬派が穏健派に圧力か。
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