米国、本気の中国共産党潰し (13)安倍首相辞任で荒れる国際情勢
安倍首相の辞任は正直、驚きでした。
「安倍降ろし」のネタが健康不安になっただけと思っていたからです。
中国シンパにとっては、
7年半かけて史上最長の任期を達成させたあげくようやく上の指令に応えた形。
次は親中派の首相にすべく、すでに活動が始まっています。
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安倍首相 正式に辞意表明「負託に自信を持って応えられない」
2020年8月28日 18時56分
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200828/k10012588961000.html
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安倍総理大臣は、記者会見で、持病の潰瘍性大腸炎が再発し、
国民の負託に、自信を持って応えられる状態でなくなったとして、
総理大臣を辞任する意向を正式に表明しました。
安倍総理大臣は、記者会見で、新型コロナウイルスの今後の対応などを説明したあと、
みずからの健康状態に言及しました。
この中で、安倍総理大臣は、
「ことし6月の定期検診で持病の潰瘍性大腸炎の再発の兆候がみられると指摘を受け、
薬を使いながら全力で職務にあたってきたが、先月中頃から、体調に異変が生じ、
体力をかなり消耗する事態となった。
今月上旬には、再発が確認された」と明らかにしました。(略)
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「次の首相が誰になるか」は、
日本だけでなく米大統領選や今後の世界に大きな影響を与えると考えます。
日本は再ブロック化の中でこのままブルーチームに収まるのか。
それとも親中派政権によってレッドチームの傘下に入るのか。
後者であれば日本にとって良いことはなく、
世界大戦まで覚悟しなければならないと考えます。
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安倍首相は日本の衰退をスローダウンさせた人物だと思います。
しかし基本的にはグローバリストで、改憲や構造改革はほぼ手つかずでした。
日本のピンハネ構造を改めることは無く、逆に強化しました。
左派からは極右と言われていましたが、保守派からは中道左派と思われていました。
しかし他の人物や政党よりもずっとマシだと思われており、
それが長期政権を可能にしたのです。
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アベノミクスとは結局、
「大規模な債務の貨幣化(異次元緩和)×公的資金による株の買い支え」でした。
金融や財政を犠牲にして時間稼ぎをし、その間に産業を強化する戦略だったのです。
しかしそれ以外の政策は掛け声だけで、日本経済のピンハネ構造が強化されただけでした。
そして二度の消費増税によって「時間稼ぎ」は終わり、
ここからは徐々にツケを支払う段階に入ります。
ただし米国経済が好調なうちは、それらの問題は覆い隠されるでしょう。
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次の日本の首相が親中派になるか、親米派になるかで世界は大きく変わります。
これまで以上に宣伝工作や切り崩しが盛んに行われるはずです。
デマやフェイクニュースに騙されぬよう、気をつけてください。
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もちろんそれは、我々の生命や財産に大きな影響があります。
レッドチームに入れば今の香港のように言論が奪われ、
外国に逃れようとすれば逮捕されます。
財産は巻き上げられ、移動・進学・就職・出産も制限されます。
そのようにならぬよう、弊社は情報発信を続けるつもりです。
(終)
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気になるチャート20200828
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