逆心理学 考えが植え付けられる
2019/01/27
「それ、欲しい」
お店に買い物に行って、
販売員に勧められるままに
思わず、行動してしまった
という方は多いと思います。
私も家電量販店で、
買う気もなかったパソコンをつい買ってしまったという
経験もあります。
実は、
あなたは相手の考えを頭に
植え付けられていた可能性があります。
自分で意思決定したつもりが、
まんまと買わされてしまっていたのです。
これは、驚くほど簡単で、
同時に避けがたいものです。
非常に強いと同時に、
自分が使えれば大きな武器となります。
「逆心理」という手法があります。
望まないふりをしつつも、
相手にそのことをするように仕向ける方法です。
あなたが、
ルームシェアをしていたとします。
ルームメイトは、
皿洗いの当番にも関わらず、
何もしてくれない。
こんな時あなたなら、
どのように皿洗いを促すでしょうか。
おそらく、
ほとんどの方が、
「皿洗ってもらえるかな、今日はあなたの番だから」
と言うと思います。
しかし、
ルームメイトは怠け者で普通に頼んでも
動いてはくれません。
そこで、
「逆心理」を効果的に使うと、
「私は、皿洗いをこの先しないことを決めたよ。
全部使い捨ての皿にするつもりだよ。
君もそれで構わないかな?
もし、お金をくれるなら、
ついでに君の分も買ってくるけど」
このようにいうのです。。
このように伝えると、
相手を避難せずに、
レベルの低い代案を提示しています。
こうすることで、
ルームメイトの心を批難に向けることなく、
代案について考えるように誘導します。
これが、
「逆心理」の効果的な使い方です。
逆心理を使うことによって、
動いてくれない人を
その人を嫌な気分にさせずに動いてもらうことができます。
ここでは、
ルームシェアで例えましたが、
これは、仕事でも使えます。
・頼んだ仕事をしっかりとこなしてくれない部下。
・営業で何かお客さまに購入いただきたい時。
・商談の時。
などなど、
さまざまな場面で、
こういったスキルが活きてきます。
このようなスキルは、
自分が知らないと気づかずに、
相手に操られてしまっている場合があります。
ですが、
自分が知っているだけ
人を上手く動かせてしまいます。
経済や経営の勉強もとても大切ですが、
このようなスキルを一つでも知っているだけで、
物事をうまく進められるようになるかも知れません。