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コラム

黒塗り教科書と焚書

2019/03/28

【黒塗り教科書】

70代中頃の先輩方と話していると
「墨塗り教科書」の話題が良く出て来る。

墨で真っ黒に汚された教科書で勉強したと。

 

進駐軍に指示命令され、
日本の神道に関わる事、天皇を中心とした歴史、
日本軍人の偉大さ、日本文化の高貴さなど

「日本の素晴らしさ」を書いた箇所(教科書の)が
墨で黒く塗りつぶされ、アメリカ、ヨーロッパ、
中国に対する批判的な内容は徹底的に墨汁で隠蔽された。

 

敗戦直後の国民学校(小学校、中学校)の子供達は、
そんな教科書で学んでいた。

 

当時、小学校高学年だった仲の良い先輩が
「墨で塗りつぶされた教科書を見た時に、
本当に日本は戦争に負けたんだ」と
涙が出て来たと語った。

 

戦意高揚事項を抹殺するのは理解が出来る。

だが日本文化や神道に関する事まで消し去るのは
正しいので有ろうか。

日本人から「日本の誇り」を奪い去る蛮行は
許されべきでは無いと私は考える。

敗戦後、70年経過した今でも
自虐史観的な教育がなされ

「神武天皇から始まる建国の歴史」も教えず、
大戦当時の世界情勢も考えず
「日本が侵略した」とばかり教える教育は
正しいのだろうか。

 

日本の未来の子供達の為にも、
日本人は少し立ち止まり、日本の素晴らしさ、
日本の誇りを考える時期に来ていると思う。

 

【焚書(ふんしょ)】

戦勝国が敗戦国に対して
「自分たちに都合の悪いもの」
「負けた国の歴史、文化を抹殺する」ために

書物や資料を焼却、処分するのを
「焚書(ふんしょ)」と言います。

 

自由と民主主義を高らかに唱えながら
「進駐軍」がやったのは
日本の素晴らしさを抹殺する事だった。

言論の自由、出版の自由を押し進める裏で
言論と歴史の破壊を平然と行った。

 

文化、歴史、経済、軍事、英語やドイツ語の
翻訳文献などの資源論から精神論までの
貴重な書物7000点以上を処分し
日本の歴史(一部)を消し去った。

 

戦勝国によって新しい歴史が作られて行く。

「何か変だな?」と感じつつも
判断、比較材料を奪われた日本国民は
調べる術(すべ)が無い。

 

捏造、歪曲された歴史が本当の歴史だと
思う様になるまで、それほどの時間を
要する事は無かった。

 

戦後、70年経過した今でも
「進駐軍が押し付けた歴史」を

見事なまでに信じ込む日本人は多い。

焚書された書物の中には

白人帝国主義の連中が行った植民地政策、
奴隷売買、人種差別における鬼畜の所行が
書かれた本も、もちろん入っていた。

 

「自分たちに都合の悪い本」は、すぐに消去した。

敗戦直後の日本人は贖罪意識は殆ど無かったと言う。

「戦争に敗れた悔しさ」を胸に秘めて奮闘していた。

「ふぬけ」にされた現在の状況を、
しっかりと見つめ「日本人の誇り」を

取り戻す時期に来ているかもしれません。

日本の未来の為に。

 

 

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