小保方さんの手記で理研が困惑
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「小保方さんの手記で理研が困惑」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、そして森羅万象から宇宙にまで通ずる復元力の原則です。
─人生もまた同じなのです。
急激な上げの後には必ず急激な下げが伴います。
─自然(じねん)に従えば良いのですが、私たちは頑張ってしまいます。
そうなると圧がかかり、崩壊して行きます。
─もっとも強烈に崩落した後に、必ず「復活」するということなのです。
落ちてから整えれば必ず上昇します。
─大事なのは、そこで中庸を心得ているか否かなのです。
再び急上昇してしまうと、今度こそ完全に淘汰されます。
─待っているのは「死」です。
ただそれだけ、なのです。
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小保方晴子さんの書いた手記が飛ぶように売れています。
STAP細胞を巡る顛末を書いたものですが、親元であった理研は困惑しています。
そして理研側は「科学で議論せよ」と求めています。
そのズレた感覚が、逆に世間で笑いものになっている感があります。
我が国で大騒ぎになったSTAP細胞。
実はその後、米国において事実上証明する論文が刊行されました。
結局は「そういうこと」だったわけです。
他方で、小保方晴子さんの側にも非はなかったわけではないのです。
それは「急激に上がり過ぎてしまった」ということ。
徐々に、つつましやかにすればよかったのです。
そうすれば今頃、未だに彼女は祝福され続けていたことでしょう。
そのことを果たして、彼女は沈黙していた間に諭されたか否か。
「うまくやる」必要があります、イノヴェーションは。
突破力だけでは何も動きません。
全ての人々が祝福される形で物事を進める。
その方向へと、是非、小保方晴子さんにも進んでもらいたいものです。