タカタ社長が辞任へ エアバック問題で引責
2016/09/26
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「タカタ社長が辞任へ エアバック問題で引責」です。
⇒その理由は……:
─世界で起きている出来事には3つの階層があります。
「表の世界」「裏の世界」そして「闇の世界」です。
─マスメディアで語られるのが「表の世界」です。
これに対して「裏の世界」はインターネットで語られる世界です。
─本当に物事を動かしているのはこれらのいずれでもありません。
「闇の世界」とでもいうべき、人的ネットワークなのです。
─この世界においては口伝で全てがつながって行きます。
記録がとられることもなく、しかし物事は粛々と進められていく。
─そしてそこでの暗闘が、「表の世界」でそれなりの事由を伴いつつ、
表出するのです。「闇」が主、「表」が従、です。
─したがって「表の世界」の出来事は仔細に見ていく必要があります。
なぜ“そう”なのか、“誰”が、“何の目的で”なのか。
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タカタの社長が辞任しました。
米国において大騒ぎとなったエアバック問題で引責と報じられています。
そもそもなぜ、俄かにこの問題が噴出したのか。
企業不祥事にありがちな騒動の真相を考える必要があります。
本来は、我が国の根幹を成す企業こそが米当局の標的であった。
実際、現地法人社長が大勢、拘束され、収監すらされている。
そうした中でいわば「流れ弾」があたったのがタカタなのです。
スケープゴートに仕立てられあげたわけです。
しかしもっと重要なのは、何故に我が国の根幹を成す件の企業が追い詰め
られているのかという点。
そこに焦点をあてて考えるべきです。
我が国の本当の“権力の中心”と関係性があるからです。
中京地区にあって、一朝一夕で出来上がるわけもない規模なのです。
それが世界を制しているという「現実」。
そこに米国はいよいよ国家戦略として攻撃をし始めた。
・・・全ては始まったばかりなのです。
どうなるのか?
闇の世界における「世界再編」はまだまだ続きます。