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原田武夫のマーケット国内外情勢

本邦証券各社がAIによる日銀追加緩和予想を行う動き

2016/09/26

~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~

⇒“今日の焦点”はズバリ:
 「本邦証券各社がAIによる日銀追加緩和予想を行う動き」です。

⇒その理由は……:
 ─デジタルとアナログ。
  これは時間概念に関するとらえかたの違いによります。

 ─デジタルとは二進法。
  全てを単純化し、高速化します。

 ─これに対してアナログとはいわば「そのまま」の状態。
  基本的に“今在ること”そのままとします。

 ─デジタルは論理の世界です。
  一定の規則に則って加速化していきます。

 ─これに対してアナログは違うのです。
  あくまでも「そのまま」を第一とします。

 ─これまではデジタルの時代でした。
  しかし果たしてそれが未来永劫続くのでしょうか。

 ─カギを握るのは突発的な事態を引き起こす人智を超えた世界。
  果たしてそこにデジタルで対応出来るのか、人類は。

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本邦証券各社がAIによる日銀追加緩和予想を行うといいます。

これまでの発表文などに基づくデータ分析を行うのです。

窮極において我が国の中央銀行が「誰のもの」なのか。

そしてその「主体」は何を見て行動しているのか。

この点についての認識がなければ全くもって見誤ります。

結局、データは「過去」の集積なのです。

フラクタルではカヴァー出来ない事態は必ず出てきます。

「織り込んでいる」とデジタル派は主張しますが、現実には違う。

その度に揺れ動き、世界史は動かされてきたのです。

そのいわば「不可抗力」の様なものを動かす何か、とは何か。

今こそ、考えなければなりません。

そして「想う」ことが大切です。

その“想い”こそが・・・我が国の「主体」とつながる唯一の方法なのです。

そのことを想い出すか否か。

それが・・・我が国に暮らす全ての人々に求められています。

AIなどでは、決してないのです。


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