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週末だけのグローバル投資コラム

米国、本気の中国共産党潰し (30)米大統領に検閲・クーデターを仕掛ける異常事態

先週は

「今までのところ、トランプ弁護士団の言う通りに進んでいるような気がします。」

と、書きました。

しかし必ずしもそうとは言えないと、今週に入ってから思うようになりました。

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ひとつの理由はトランプ大統領の顧問弁護士ジュリアーニ氏が12月20日、
「77WABCラジオ」に出演し

「ドイツで押収したドミニオン投票機のサーバが紛失した」

と言ったことです。

「ドイツのスパコンはアルファベット当局によって押収された」

「そのスパコンは消えてしまい、誰もそれがどこにあるか知らない。
FBIも彼らは無関係だと主張している」

とも発言しています。

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それは外国の介入や不正選挙の大きな根拠のひとつであったはずです。

正直、「失くした」では済まされません。

証拠として提出されたり監査を受けたのでなければ、
「最初からなかった」と思われても仕方ありません。

この件についてはすでにシドニー・パウエル弁護士が11月19日の時点で

「サーバーと思われるハードウェアがドイツで押収された」

「しかし善人が拾ったのか悪人が拾ったのかはわかりません」

と言っていました。

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するとトランプ陣営の主張を裏付ける「物証」が、手元にないということになります。

ミシガン州などでは投票機のおかしさを指摘して
「結果は無効」という監査を出した地域もあります。

しかしアリゾナ州では投票機や投票を調査する議会からの召喚状を拒否した地域もあります。

これから現物を差し押さえて調査するにしても、
とっくに「処分」してしまった地域もあるでしょう。

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一方、進展したこともありました。

バー司法長官が退任しましたが、ウオールストリートジャーナル(WSJ)の取材で

「ロシア疑惑は全くのでっち上げだった」

と発言しました。

「FBIがトランプ大統領を罠にかけようとした」オバマゲートを
バー司法長官は認めたのです。

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(DeepL翻訳)
ウィリアム・バー:「正義の一つの基準」
退任する司法長官は、ジョン・ダーラム、ロバート・ミューラー、ハンター・バイデン、マイク・フリン、そして彼が両党から受けた非難について語っている。
2020年12月18日 2:13 PM ET
https://www.wsj.com/articles/william-barr-one-standard-of-justice-11608318832
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(有料記事ですが、ギリギリで下の部分まで読めます)

(略)バー氏は "一つの正義の基準 "を 確保することを目的としていると述べています

それが、FBIの2016年クロスファイア・ハリケーン調査の調査にジョン・ダーラム連邦検事を任命した理由だと言います。

"もちろんロシア人は選挙で悪いことをした "と彼は言う。

"しかし、これがトランプ陣営の共謀で行われたという考えは、何の証拠もなかった。

完全にでっち上げだった。

" 世界有数の法執行機関が、どのようにして大統領選挙運動を標的にし、
スパイするようになったのか、国は知るに値する。(略)
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これは今年5月のニュースです。

しかし日本ではあまり知られているように思えません。

トランプ大統領は司法長官が変わるとともに、特別検察官を指名させる構え。

それならたとえバイデン氏が大統領になっても簡単に解任できず、
調査を続けることになります。

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今の米国は異常です。

マスメディアやビッグテックが大統領の言論を「検閲」し、
フェイクだとレッテルを貼って無視するのです。

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中国

 ↓ 検閲・削除

マスメディア・ビッグテック

 ↓ 検閲・削除

トランプ大統領
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という関係になっています。

これをおかしいと思わないのなら、おそらく「検閲したり」
「検閲されたり」に慣れてしまった人なのでしょう。

米国大統領がクーデターを仕掛けられても、
それを非難するどころか加担している人だらけなのです。

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それでも今回の選挙が、単なる大統領選びではないことが理解されてきたようです。

トランプ陣営は動画を作って、背後に誰が居るのかを指弾しています。

THE PLOT TO STEAL AMERICA (PART 1)
https://twitter.com/TeamTrump/status/1341948054967087106
THE PLOT TO STEAL AMERICA (PART 2)
https://twitter.com/TeamTrump/status/1341948070414741505

東京のテレビ局では「都市伝説」として、トランプ大統領の言い分を取り上げてくれました。

しかし果たしてそれで間に合うのか?

ハラハラしながら年末年始を過ごすことになりそうです。

(終)

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