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マーケティング 販売方法

「マーケティング」競合は他社ではなく、顧客の優位性(ベネフィット)にある

寒い時期になってきました。

 

ふと、随分前に読んだある雑誌の記事を思い出しました。

その記事の中では、ユニクロのヒートテック売れた理由に
ついて書いてあったのですが、

きっと、あなたのビジネスのヒントにもなる
と思うので、ここでその内容をシェアします。

 

ヒートテックの成功要因・・・

キーになるポイントは色々とありますが、

この商品が、以前社会現象にもなったフリースを
上回るほどのヒット商品となった最大の理由を、

私は「競合の選び方」にあると見ています。

 

■誰と競合しているか?

ヒートテックの競合は、H&Mでも、GAPでも
ZARAでも、ありません。

「重ね着」

 

です。

ネット上のブログなどを見てみると、

あなたはヒートテック派?重ね着派?などという
書き込みが見られるように、

重ね着をする必要がないほど暖かく、ファッション性に
優れ、薄く、価格も安いヒートテックは、

「重ね着」という「競合」に対して、

・着膨れしない

・着心地がよい

・価格が安い

という優位性(ベネフィット)をもって挑んだわけです。

 

そして、その優位性により、
「重ね着」の膨大な「シェア」を奪うことができたのです。

冬に衣服を着る際に、
ほとんどの人が行っている従来の習慣「重ね着」。

 

それまで意識されることはありませんでしたが、
こうした文化・習慣は、ある意味、最も膨大なシェアを
持つ「競合」なのです。

多くの人は競合を避けようとするか、
自分と同程度あるいはそれ以下の競合に競り勝とうと
してしまいますが、

大ヒットや大きな動きを生み出すためには、

そうした発想ではなく、

大きなシェアを誇る(からと言って強いとは限らない)
競合に挑み、競り勝つという発想が必要です。

(実は、かの有名マーケッターがプロデュースした速読法が
 大ヒットしたのも、同じような理由によるものです。
 勝間さんが実践していることで昨今また注目されたアレです)

 

ぜひ、発想を転換してビジネスを捉え直してみてください。

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