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マーケティング 販売方法

「マーケティング」6千億円6千億円企業と組む5億円企業

もう10年前のことになりますが、ある日コンビニに行ったとき、
面白い商品を見つけた話をしたいと思います。

その面白い商品とは、当時、森永チョコレート90周年を記念して発売された
「塩チョコレート」です。

既に非売品となっておりますが、
この商品の、何が面白かったか・・・

この「塩チョコレート」に使われている塩は、

沖縄県の宮古島産の「雪塩」と言われる塩。

この塩を販売していたのは、年商5億円ほどの
沖縄の企業でした。

年商5億の中小企業が、年商6,000億(当時)の
森永製菓と組む。

そう、ジョイントベンチャーです。

こういった、小と大の提携があることこそ、
まさにジョイントベンチャーの醍醐味ですね。

森永製菓と「雪塩」のタイアップは、他にも
色々ありました。

このジョイントベンチャーが、
「雪塩」の売上に大きく貢献していたことは
間違いないでしょう。

なぜなら、森永という巨大企業が、
自社に代わって自社商品を宣伝してくれる。

しかも、宣伝費がかかるどころか、コストを
一切かけずに、売上が上がる。

これと関連してかどうかは正確には分かりませんが、
当時、この会社、売上5億にも関わらず、経常利益は
9000万円もありました。

ジョイントベンチャーは、
まさに「お金をかけずにお金を稼ぐ」最高の手段
なのです。

こんな話があります。

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ある日、ジェイ・エイブラハムのもとに
あるクライアントがやってきてこのような相談をした。

「私は、ある関節炎を治す軟膏を開発しました。
この薬は、効果は非常に高いのですが、
まだほとんど売れてません。何とかして、
この薬をもっともっと販売したいのですが・・・」

ジェイの元には、こういったクライアントが後をたたない。

実際、このクライアントには広告やマーケティングを
しかける予算はほとんどなかった。

そこで、広告も、マーケティングも必要ない、
ジョイントベンチャーを基本戦略として販売することにした。

いくつかのアイディアを出し、
クライアントは満足し、コンサルティングは終わった。

ところが・・・・・・・・話しが面白くなるのはここからだ。

ジェイ・エイブラハムが、サンプルとして
もらった軟膏を家へ帰ってつけてみると、
その効果は「非常識」に高かったのだ。

実際、この軟膏なしではやっていけなくなるほどだった。

そこで・・・・・ジェイ・エイブラハムは、
コンサルティングではなく、利益を
折半する形で販売を請け負うことにしたのだ。
彼がやったことは・・・・・・・

ラジオ局、テレビ局、雑誌、新聞、
通信販売業者のジョイントベンチャーを作り、
1000近くものジョイントベンチャーを作りあげたのだ。

その結果、軟膏の売上げはありえないほど飛躍した。

前年の売上げ→2万ドル(約220万円)

ジョイントベンチャーをしかけた後の売上げ
→1300万ドル(約14.3億円)

1年間で、650倍(!)の売上増だ!

そして、この取引にあたって、
・         ジェイは一切広告費を使っていない・・・
・         一切マーケティング費を使っていない・・・・
・         さらに言えば、ジョイントベンチャー先を

 見つけてからは体さえも動かしていない・・・・・・

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さらに面白くなるのは、ジェイは、
一度作ったこのジョイントベンチャーの
流通網に、別の商品を次々と
流していき、大きな富を築いたからです。

日本ではまだまだ一般的ではないジョイントベンチャーは、
ジェイ・エイブラハムに言わせれば、

「お金を作り出す究極のビジネスモデルであり、
私が知っている中で一番簡単で速く、
シンプルに多様な収入の流れを
確保するための最適な手段である」

ということです。

是非、この考え方を持って、ジョイントベンチャーを、
あなたの戦略の核に取り入れて下さい。

<ジェイ・エイブラハム の参考本>

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