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週末だけのグローバル投資コラム

約50年ぶりの対中政策大転換 (4)マスメディア・ポリコレ不信は高まるばかり

2019/01/28

いよいよ米国の中間選挙が近づいてきました。

「上院は共和。下院は民主」で「ねじれ」になると言われています。

しかし従来に比べると、マスメディア自身がその予測に対して懐疑的です。

「英国EU離脱」「トランプ当選」によって、
自身の予測があてにならないと学習したのでしょう。

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その原因は「公正な報道をしていない」からです。

彼らは気に入らない人物にレッテルを貼ってイメージを悪くしたり、
自分が望む方向に人々を誘導しようとするだけ。

場合によっては「やらせ」で世論を作り出そうとします。

「問題をどう理解し、どのように解決するか」
という視点が全く欠けているのです。

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トランプ氏を嫌っているのは、
主にマスメディア・ポリコレ・外国など一部勢力。

逆にそれらを嫌いな人々が、消去法的にトランプ氏を支援しているのです。

しかしその構造を表立っては言えないため

「嫌われ者のトランプが大人気。これは問題だ!」

という奇妙な報道になってしまいます。

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そして今回も、あざとい「やらせ」が目立ちます。

中米ホンジュラスを出発した「移民キャラバン」が
「徒歩で」米国入りを目指しています。

軽装の女性が子連れで楽しそうにパレードしています。

ベビーカーを押しながら暗い道を歩く人々もいます。

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しかし麻薬組織が跋扈するメキシコでそんなことをすれば、
あっという間に誘拐されてしまうでしょう。

米国まで徒歩で行けるほどの資金を持ち歩いている旅行者が
「本当にいるのなら」、絶好のカモだからです。

そうならないということは、
夜はちゃんとスマホに充電して安全に寝ているのでしょう。

なけなしの荷物を抱え、死んだような眼をして足を引きずって歩く
「本物の難民」とは明らかに様子が違います。

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それに川を渡る筏(いかだ)などは、いったいどこから手に入れたのか。

大規模な支援を受け、組織化された動きと考えざるを得ません。

おそらく支援車両がついていて、物資や生活費が毎日支給されているはず。

そうでないと途中で離脱されてしまうからです。

途中の移動はバスか何かで、「撮影」のときだけ歩くのだと思います。

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そのように考えていたところ、後から「支援車両」や
「日当支給」を裏付ける動画が出てきたので笑いました。

そこまでサポートするなら、
最初から飛行機に乗せてあげれば良いのにと思います。

このペースでは中間選挙までに米国国境に辿り着けないよ。

トランプ大統領を糾弾するための「良い絵」が撮れないよと、
余計な心配をしてしまいます。

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しかしテレビは「徒歩」「女性」「子供」ばかりを強調して映します。

キャラバンが投石したり、国境を強行突破したことは小さく扱います。

「かわいそうな人々を弾圧する悪鬼トランプ」のイメージを植え付けたいからです。

そのためには、暴力を振るって不法入国する人々が
「議論の余地もない弱者」でなければなりません。

すると犯罪者を擁護することになり、まともな人々から反感を買ってしまうのです。

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中間選挙もラストスパート。

米民主党のオバマ前大統領が、各地でトランプ批判の演説を繰り広げています。

大統領経験者が現職を批判することは極めて異例だそうです。

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しかしこれは逆効果のような気がします。

そんなものに効果があるなら、トランプ氏が大統領になっていないからです。

「お前のせいでこうなったんだろ!」と、火に油を注ぐ結果にもなりかねません。

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「口だけ平和主義者」と「断固とした姿勢を示すリーダー」。

米国民はどちらを評価するのでしょうか。

マスメディアやポリコレ不信は高まるばかりで、
それが中間選挙にも現れそうな気がしています。

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