アメリカが法人税率の大幅引き下げを発表
これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「アメリカが法人税率の大幅引き下げを発表」です。
⇒その理由は……:
─「高貴なウソ」と言う言葉があります。
英語ではnoble lieと言います。
─米欧の統治エリートが語る言葉です。
「統べるためにはウソも仕方がない」というわけです。
─もっともらしい論理がそこでは語られます。
しかしその実、その真逆こそが意図されているのです。
─「高貴ウソ」を見抜かなければなりません。
さもなければ全てを失うことになるのです。
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アメリカのトランプ政権が新しい税制改革を発表しました。
法人税率を大幅に引き下げるというのです。
これまで「タックス・ヘイヴン狩り」をしてきたのがアメリカでした。
欧州もこれに追随しました。
結果として法人税率が著しく低い国はほぼなくなったのです。
ところがその水準を軽く無視する挙にアメリカが出たのです。
トランプの思い付きではないのです。
そこには明確な国家意思がある。
すなわち最初から「こうする」と考えていたのです。
だからこそ、真逆の「高貴なウソ」を述べてきたのです。
追随する者は全てを失うだけです。