『米は対北朝鮮先制攻撃のための情報を持たず』とイスラエル
これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「『米は対北朝鮮先制攻撃のための情報を持たず』とイスラエル」です。
⇒その理由は……:
─「高貴なウソ」と言う言葉があります。
英語ではnoble lieと言います。
─統べるためには仕方がないウソだというのです。
米欧の統治エリートらがしばしば用います。
─ある種の「望ましい状態」を創り上げるためだというのです。
問題はその「望ましい状態」の望ましさなのです。
─それでも「高貴なウソ」は日々つかれ続けています。
国際場裏は正にその言説ばかり、なのです。
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イスラエルがアメリカの対北朝鮮政策を批評し始めています。
「先制攻撃はなぜ出来ないのか」というのです。
そして「そのために必要な情報が無いからだ」と断言しています。
要するにそうした情報を自らは持っているというのです。
そしてまもなく米イスラエル首脳会談が実施されます。
そこで何が伝達されるのかは既に明らかなのです。
アメリカによる対北朝鮮先制攻撃のための「情報」です。
このミッシング・リンクによってすべてが始まるのです。
「最初から分かっていたこと」なのです。
それをなぜ、この瞬間にあえて傲然と動かそうとするのか。
そこに「高貴なウソ」があります。
行為者が実際には最大の被害者になるかもしれないという構造。