福島県を念頭に国家戦略特区を検討
これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「福島県を念頭に国家戦略特区を検討」です。
⇒その理由は……:
─弥縫策は弥縫策でしかない。
本質・根源を変えなければ事態は変わらない。
─根源から変えることを変革といいます。
それをやるのが「政(まつりごと)」の本質なのです。
─問題はそのやり方なのです。
全てを糾合しようとすると結局は弥縫策になります。
─なぜならば「問題があること」しか合意はとれないからです。
結果、何も変わらず、問題はよりひどくなります。
─そのまま推移するのであれば良いのです。
しかしそれは「自然(じねん)」を無視した議論です。
─最終的には自然(じねん)が淘汰し始めます。
その結果、何も残らなくなるのです。
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我が国で福島を「国家戦略特区」に指定する動きが出ています。
その旨を大手メディアが大々的に報じています。
産業政策という面で優遇しようというのです。
医療やロボット産業などが掲げられています。
それでは何も変わらないのです。
問題の本質は「放射性物質とどの様に向き合うのか」なのです。
この点について無視をするのは全て弥縫策です。
その瞬間は良いかもしれませんが、鈍痛は続き、やがて激痛となります。
そのことを我が国の「政」の主たちは分からなくなっています。
結果、悲劇が生じるのです。
これから、悲劇となりかけるのです。
その時、誰がいかなる力によって根源的な転換をもたらすのか。
いよいよ「その時」がまた近づいています。