日米首脳会談で新しい“経済対話”の仕組みづくりにつき合意
これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「日米首脳会談で新しい“経済対話”の仕組みづくりにつき合意」です。
⇒その理由は……:
─アメリカのリーダーシップにおける定石が一つあります。
それはこういうものです。
―「脅しに屈するものには何も渡さない」
「脅しに屈しないのであれば金銭で懐柔する」
―たいていの場合、このどちらかで私たちは動くのです。
そしてその連鎖で世界史は成り立っています。
―したがってアメリカのリーダーシップが行うことはただ一つ。
ターゲットとなる人物の徹底した行動観察です。
―クレジット・カードと航空券、そしてホテル。
この3つのコンピューター・システムから分析を行います。
―なぜならばこの3つのデータが基本だからです。
これらのデータから私たちの思考と行動はほぼ判断できます。
―その上で「脅す」のです。
やる時は徹底的に、完膚無きまで“脅し”ます。
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日米首脳会談が行われました。
北朝鮮による弾道ミサイル発射という「演出」まで行われました。
結果として出てきたのはただ一つ。
「日米蜜月」という“演出”です。
なぜそうなったのか。
その理由はただ一つです。
「安倍晋三は脅せば何でも出す男だ」
そう、トランプの背後にあって実質的な勢力が判断したからです。
以後は「脅しと大団円」の繰り返しになるはずです。
その中で日米の新しい歩みが織りなされて行きます。
本当にアメリカから評価されたいのであればやるべきことはただ一つです。
徹底して脅しには屈しないこと、です。
そこから、全てが始まります。
なぜならば、シンクロニシティの力をそこでアメリカは見ているからです。
脅して、抑圧しても、その力がある者は必ず浮上します。
そう、必ず、です。
すると、アメリカのリーダーシップは評価を180度変えるのです。
そこからなのです、全てが始まるのは。
「始まる前から終わってしまった」日米関係。
後に生じるのは喜劇ではなく・・・悲劇、です。