日ロ首脳会談において“特別制度下の共同経済活動”に言及
これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「日ロ首脳会談において“特別制度下の共同経済活動”に言及」です。
⇒その理由は……:
─世界は二つの勢力によって統治されています。
「国体」勢力と「政体」勢力です。
─「国体」勢力が本質です。
それは土地と血(Blut und Boden)に結びつけられています。
─これに対して「政体」勢力は変更されていくのです。
現代社会においては民主主義がそのルールです。
─普通ならば「政体」勢力が全てを統べっています。
「国体」勢力は単なる象徴にすぎません。
─しかし一朝「有事」となれば話は違うのです。
むしろ「国体」勢力が出なければ収まりません。
─大事なことは現状がどちらなのか、なのです。
通常の発想では乗り切れない可能性が常にあるのです。
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日ロ首脳会談が実施されました。
「特別な制度の下」での共同経済活動に言及があったと報じられています。
我が国の側は何らかのポイントになったと必死にアピールしています。
しかしロシア側はにべもなく「ロシア法の下での活動」と公表しています。
15回も行われてきた安倍・プーチン会談。
結局は「何の意味もなかった」に等しいわけです。
領土問題の解決という本質との関係においてはそうです。
なぜ解決できないのか。
なぜならばこれこそ、「国体」勢力の話だからです。
「政体」勢力は関われないのです。
関わるとしてもただ、「国体」勢力の代理人としてのみです。
それ以上でもそれ以下でもないのです。
それをあたかも自らが「主」であるかのようにふるまうとどうなるのか。
そのことを今、まざまざと見せつけられているのです。
安倍晋三政権が悲劇へと転じるのはもう間もなくです。
1年後、どうなっているのか。
しっかりと見据えていきたいと思います。