北方領土で“入域許可”を観光促進のため不要にする方向性
これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「北方領土で“入域許可”を観光促進のため不要にする方向性」です。
⇒その理由は……:
─「執拗に言い続けること。」
私たち日本人の美徳では恥ずべきことの一つとされています。
―しかし国際場裏では違うのです。
主張しないものは「存在しないもの」として扱われます。
―黙していては駄目なのです。
執拗に権利主張をしなければなりません。
―「権利の上に眠っている者」は忘却の彼方に去るのです。
そのことを熟知する必要があります。
―さりげなく投げてくる変化球にも要注意です。
なぜならば「相手方の好意」は「当方の自滅」かもしれないのです。
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ロシアが北方領土の観光促進に乗り出すと報じられています。
「入域許可証」の取得義務を一部外す可能性があると言います。
これは典型的な罠、です。
なぜならば「義務撤廃」の受け入れは「義務」の容認だからです。
そもそも北方領土は我が国の領土です。
それを占有しているのがロシアです。
そのことを十分認識しておく必要があります。
ロシアにはそもそも管轄権行使の理由がないのです。
そうであるにもかかわらず「入域許可」を出しています。
これは断じて認めない、と言わなければなりません。
目先の利益を追うと大局で敗北しかねない。
そのことを教えてくれるのがこの事例です。
・・・どうなるのでしょうか?