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原田武夫のマーケット国内外情勢

英フィナンシャル・タイムズがツイッターで誤報、為替乱高下

2016/09/27

~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~

⇒“今日の焦点”はズバリ:
 「英フィナンシャル・タイムズがツイッターで誤報、為替乱高下」です。

⇒その理由は……:
 ─現在起きていることの本質。
  その一つが「富の東漸」です。

 ─すなわちグローバル・マネーは必然的に東洋に回帰しているのです。
  西洋はこれに危惧を抱いています。

 ─これが基本とすべき情勢認識です。
  迎え撃つ西洋の側は「やられる前にやる」という態度をとっています。

 ─これが、米欧が仕掛けてきている本当の理由なのです。
  そのターゲットとなっているのが我が国です。

 ─そのために様々なトリックを用いているのです。
  紳士然としながらも着実に仕掛けています。

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英国を代表する経済紙フィナンシャル・タイムズ。

その経営権を我が国の側が購入したのは記憶に新しい話です。

そのフィナンシャル・タイムズが大いなる誤報をしました。

ユーロ価はそのおかげで乱高下してしまった次第です。

単に偶発的な出来事と片付けるのはたやすいことです。

しかし「本当にそうなのか」と考えることも必要です。

今後、この手の「誤報」が続いた場合、責任を負うのは我が国です。

グローバル経済に対する謝罪を行うべきなのも我が国なのです。

当然と言えば当然です。

しかしながらなぜ、あの誇り高きロンドン・シティが同紙を売却したのか。

奸計を見抜く力が必要です。

さもなければ・・・全てを奪われるだけ、です。


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