トランプ陣営が軌道修正し、イスラム教徒への強硬策を撤回
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「トランプ陣営が軌道修正し、イスラム教徒への強硬策を撤回」です。
⇒その理由は……:
─民族によって交渉のスタイルがあります。
それは言語や文化など総合的な観点から種々異なっています。
─最も重要なのが、「強気に出るタイプ」の本音を考えることです。
「強気」でなければならない理由があるからです。
─一つは「それが痛いところである」と いう可能性です。
その場合、「攻撃は最大の防御」であるため、強気なのです。
─もう一つが「それが本当に欲しいことである」という場合です。
あえて強面を見せることによって全てを得ようとします。
─そして一番大事なのは冷静さを失わないことです。
そうすることで全てが見えてきます。
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アメリカの大統領選挙がヒート・アップしています。
その中でトランプ陣営が急きょ、主張を変えたのです。
それはイスラム教徒に関してです。
その入国禁止という厳しい主張を取り下げました。
普通ならば「愚かな方向転換」と揶揄されるはずです。
しかしトランプ候補は違うのです。
なぜならば同人は元来がビジネス・パーソンだからです。
「 強腰に出る」のはあくまでも戦略だからです。
これまで反発してきた向きもこれで態度を変えるはずです。
「その一点」以外はトランプ候補が望ましい場合にはそうです。
The art of negotiationが目の前で展開されています。