ドイツのコメルツ銀行が7000人の雇用削減を発表
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「ドイツのコメルツ銀行が7000人の雇用削減を発表」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、そして森羅万象から宇宙までをも貫く復元力の原則です。
-すなわち未来永劫、上昇し続けるものはないのです。
必ず「上げ」の後には「下げ」が伴います。
-大事なことはただ一つ。
「下げ」へと転 じた時に、それを先取りすることです。
-なぜならば「上げ」は未来永劫続くと思うのが人間の性だからです。
しかし実際には決してそうではないのです。
-その結果、多くの者たちが下方へと激しく動く渦に巻き込まれます。
そして全てを失うことになるのです。
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ドイツの金融セクターがさらなる混乱に巻き込まれています。
第2位の規模を誇るコメルツ銀行が大規模なリストラを発表したのです。
ドイツはこれまでバブルを享受してきました。
普段は質素なドイツ人たちも、ここぞとばかりに豪奢な生活をしてきました。
その時代がここに来て終わったのです。
明確な形で「金融セクターの縮小」が始まっているのです。
そのことはとりもなおさず 、次の時代の到来そのものなのです。
すなわち「カネではなく、モノの時代」の到来です。
そこでの基本構造と、リーダーシップはどうなるのか。
中心的なセクターは何になるのか。
全く新しいゲームが目の前で始まっています。