中国が一人っ子政策を転換
2016/09/27
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「中国が一人っ子政策を転換」です。
⇒その理由は……:
─「上げは下げのためであり、下げは上げのためである」
マーケット、森羅万象、そして宇宙までをも律する復元力の原則です。
─米欧の統治エリートはこのことを熟知し、自ら用いています。
欲している方向とは逆向きに他をまずは動かすのです。
─その結果、真逆に物事はまずは動き始めます。
ところがこの「作用」によって望ましい方向へとかえって動くのです。
─大切なことはこのことが真のリーダーシップが知っている極意だという
ことです。逆に言えば彼らの動きはこれに基づき解釈出来ます。
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中国が一人っ子政策を放棄することを決定しました。
改革開放路線と同時に採用されたこの政策が終了します。
実際、都市部においては有名無実化しているとの評価もあります。
しかし農村部においていよいよ子供が増える点がカギなのです。
なぜならば中国は都市部と農村部の格差があらためて固定化したからです。
富を求めて大量の若者たちが今後、都市部になだれ込みます。
その受け皿である都市部はかつてとは全く異なるのです。
「魔都」上海も含め、大量の人々を受け入れる最新鋭の受け皿なのです。
そのことを米欧勢は既に知っています。
「中国に投資するならば都市部の整備に関してなのだ」と言っています。
知らぬは我が国に暮らす私たちだけです。
相も変わらず凝り固まった、作られたイデオロギーにとらわれています。
復元力の原則をものの見事につかって復活を図る中国勢。
その陰で私たち日本人に真の復活の道はどこにあるのでしょうか。