野党間で統一の政治グループが出来上がる可能性
2016/09/27
~これを読めばマーケットとそれを取り巻く国内外情勢のツボが分かる~
⇒“今日の焦点”はズバリ:
「我が国の野党間で統一の政治グループが出来上がる可能性」です。
⇒その理由は……:
─寄らば大樹の陰という言葉があります。
言い換えれば出来上がったフレームワークに頼るのが楽ということです。
─なぜそうなのかといえば、私たちの脳がそうなっているからです。
極力省力で脳は動くようになっています。
─その結果、出来上がった枠組みが常に優位となるのです。
新しいものは基本的に排除されていきます。
─「馴染みのもの」に対する安堵感が広がっていきます。
やがて社会は停滞一色となっていくのです。
─ところがこうした「枠組みの外」の事態が生じることがあります。
最初、私たちはたまらなく不快に感じます。
─なぜならば省力的ではない事態の展開だからです。
それでも動きが止まらなければある時、一気呵成に動きます。
─「乗り遅れるとまずい」という心理が働くのです。
この怒涛の勢いの中、枠組みの変更(チェンジ)が行われるのです。
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我が国の野党間で統一の政治グループが出来上がりつつあります。
なぜならばいずれの野党も「瀕死の重傷」だからです。
それでもなお、己の依って立つところへのこだわりが見えます。
本当に糾合するのかは甚だ疑問です。
なぜならばそれぞれの「枠組み」への固執が見え隠れするからです。
政党におけるそれは、要するに有権者の脳内にあるこだわりです。
その限りにおいて新しい枠組みは出来上がらないのです。
停滞と安逸だけが支配的になって行きます。
そうした全てが一気に変わるのは「枠組み」外の事態が生じる時です。
そしてあるレヴェルを越えるとそこで溜ったエネルギーが一気に噴出します。
枠組みが大転換となるのです。
正に・・・ゲーム・チェンジ、です。
果たしてどのタイミングでそれが生じるのか。
「真実の時」は迫りつつあります。