そこが知りたい情報チャンネル

このブログは、自分にとって参考になったことや活用できると思った記事をUPしていきます。

週末だけのグローバル投資コラム

ITバブル期との類似点 (4)日欧マイナス金利のツインターボ

2019/01/28

正直なところ、世界の景気は冴えません。

米国だけが好調で、あとは四苦八苦しています。

それでも株価が強いのは、

-----------------------------------------------------
1 日欧がマイナス金利でツインターボをかけているから

2 通貨が購買力平価で動く局面であり、ドル安トレンドだから

3 ドル安のおかげで資源国や新興国が助かり、信用リスクが改善しているから
-----------------------------------------------------

です。

*****************************************************

新興国の景気は改善していません。

たとえば世界第7位の海運大手、韓進海運が破綻しました。

保険にも入れず、港に入れてもらえず、
積み荷は船に積まれたまま「海に浮いて」いるそうです。

その会社や韓国政府は大変ですが、
積み荷を受け取れなかったり資金が回収できない人も大変です。

しかし韓国株や新興国株は上がり続けているのです。

*****************************************************
*****************************************************

今のところ、市場が崩れる気配はありません。

それでもいつかは、新興国危機や欧州危機がやってくるでしょう

今はFRBが金利引き締めを始めた1994年に似ているのかもしれません。

もしそうなら米国株は、途中の危機を乗り越えることでしょう。

そして5年以上かけて、バブルの坂を登り続ける可能性があります。

★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★★
ワイルドインベスターズ株式会社

-週末だけのグローバル投資コラム